2014年5月25日日曜日

Especia 1st ALBUM Release PREMIUMクルーズパーティー 「Te Gusta La Tarde?」@横浜大さん橋(2014年5月25日)

Especiaといえばクルーズ。昨年5月に行われた時は行かなくて後からWebの記事などを見て激しく後悔。二の轍を踏まないよう年越しクルーズ(with Negicco)には参加。これがとてつもなく楽しかった為、今回も抜かり無くチケットを取って行って参りました。時期的に夕景をバックにしたライヴの方が楽しいに違いないという理由により夕方の部(17:00出航)を選択。

絵に描いたような最高さ加減

今回は年越しの時のような花道的なものは無かったので、比較的早めの番号のチケットで前の方で観れて良かったです(メンバーがフロアに降りて来たのは最初の1曲のみ)。
選曲は新曲ありーの、御馴染みの曲ありーのと、全く不満無し。(詳細はどなたかがツイッターにでもアップしてくださるでしょう(^^;)。今週28日にはアルバムが出ますが、ライヴで聴いた限りでは間違いなく最高な作品に仕上がっていると思います。

はるかちょさん

骨折で踊れなかったちかさんも頑張ってました


今日は暑すぎず、寒過ぎず、風もそれほど強くなく、陽が落ちてくると気持ち涼しげになって来るという感じの、クルージングライヴを観るには最高な陽気でした。もう「これをアーバンと言わず何をアーバンと言うのか!」と誰にともなく語気を荒げて言いたくなるような最高のクルージングライヴでした。こういうライヴでもちゃんとサポートのサックスやギターの方を呼ぶのも素晴らしい(船上でEspeciaのライヴで生サックス/ギターなんて最高に決まってる!(笑))。

ゲストプレイヤーのお二方

来年また開催されるなら絶対に参加したいです。「ちょっと楽しそうかも?」と思った方は迷わず次回開催の際には参加をお勧めします。この非日常体験はヤバイ。

生きてるって素晴らしい

また次回!


2014年5月24日土曜日

映画「学校の怪談 呪いの言霊」(舞台挨拶付き)/ Faint☆Starお披露目ライヴ@タワレコ (2014年5月24日)

こないだの「5つ数えれば君の夢」のトークショー付きのが凄く楽しかったので、今回比較的行きやすいTOHOシネマズ川崎で「学校の怪談 呪いの言霊」の舞台挨拶付きの回に行くことにしました。意外と横幅の狭い劇場だったのでほぼほぼ端でしたが、真ん中あたりだったので逆にスクリーンは見やすくてよかったです。上映前に監督と男優さんと東京女子流の5人による舞台挨拶…というかそこそこトークショー的な長さの話があり非常にお得感満点。このトークの中で初めて今回の「学校の怪談」が過去とは若干趣向が異なる「結構怖い/大人も楽しめる」ものであると知る。そこそこギャグっぽい色もあるのかと勝手に想像してましたが、実はマジで結構怖いですコレ(^^;。効果音等も結構聴覚にクル感じなので劇場で観たほうが絶対楽しい(コワイ)です。

ストーリーが若干入り組んだ構造なので100%理解は出来なかったのですが、この手の映画は好きなので楽しめました。女子流ファンへのアピール箇所でいくと、「5つ数えれば君の夢」とはまた違った感じで5人が凄くキレイに撮られています。こちらの方が先に撮られていたようで演技は所々若干アレな印象もありますが(笑)少なくともホラーや学園ものが好き(女子流のファンならなおのこと)な人なら間違いなく楽しめる映画に仕上がっていました。あ、山邊さんは金縛りにあった時に見知らぬ人が乗っかってきたことよりも、大きな蛾の方が怖いそうです(^^:

東京女子流「十字架」

さて、場所を移してタワーレコード新宿店へ。元トマパイ(Tomato n' Pine)のHINAさんの新ユニット(女性2人組)、Faint☆Starの初お披露目ライブ・インストアイベントを観に行きました。30分くらい前に店内スペースに着くと既に前から5列目という位置(開始時には満員!)。流石に皆さんわかってらっしゃる。期待大きいし、みんな「おかえり!」「待ってたよ!」の気持ちを示したかったんですよね。自分も勿論そうです(^^)。

時間になってお二人(HINAさん&YURIAさん)が登場。ルックスも揃ってます。というかHINAさんは若干あか抜けて更に美人度が増した印象。そして実直なのにたまに抜けてる感じがトマパイ時代と変わらなくて嬉しかったです。披露されたのはMVが公開されている2曲と新曲1曲。「Sleeping In Your Car」はトマパイで例えるなら「Unison」あたりに通じる爽やかお洒落ナンバー、「レ・ミ・ラ」と新曲(タイトル忘れた(^^;)は意外な程骨格のしっかりした良メロエレポップ?。流石にどの曲もクオリティが高い。手振り中心の振り付けはどうしてもバニラビーンズを比較対象に出さざるを得ませんが、「Sleeping In Your Car」以外は方向性に被りも無いのでバッティングせず共存出来ると感じました。いつか2マンとか出来たら面白いだろうな~。
Faint☆Star「Sleeping In Your Car」



あまりトマパイトマパイ言われるのもナニかと思いますが、こうしてちゃんと自然な形で音楽性を継続/発展させた姿でシーンに戻ってきてくれたことが本当に嬉しいし、今度は楽曲やパフォーマンスの質の高さに見合った成功を収めて欲しいと切に願いたいです。
おかえり!そして頑張って!!(^^)

2014年5月20日火曜日

でんぱ組.inc & 妄想キャリブレーション リリース記念ミニライブ / バニラビーンズ 対バン企画『風は吹くのか!?Vol.8~麗しのグッドルッキングガイ&ビーンズ~』(2014年5月18日)

およそ15年振りくらいに日比谷野音へでんぱ組.incのリリースイベントに行ってきました。この日はなんと第一部から第三部までの計3回イベントが行われましたが、自分が参加したのは一部と二部。ちょっと肌がヂリヂリ焼けそうな炎天下の中、頑張って並んだり頑張ってチケット交換したりして一部、二部ともになかなか見やすい場所をGET出来ました。まあ野音はどこの席からもかなり見やすい作りなんですよね。確か前回行ったのはTANKとか出たNWOBHMフェス(遠い目)。



でんぱ組は一部、二部ともに最初に「Dear☆Stageへようこそ」と「まもなく、でんぱ組.incが離陸致します♡」、そしてカップヌードルのCMソングとしても御馴染みの「ちゅるりちゅるりら」を披露。リリースして間もない新曲を2回も生で観れるのは有り難い。武道館ではエンディングに流れただけだった「まもなく、でんぱ組.incが離陸致します♡」は振り付けもかわいいのね。そして問答無用にテンションの上がる「ちゅるりちゅるりら」好きだなー。
この3曲の後に2曲御馴染みの曲をやってライヴ終了。一部では「Future Diver」と「でんぱれーどJAPAN」というガチに盛り上がる2曲、二部ではいつ聴いてもじんわりグッとくる「くちづけキボンヌ」と「キラキラチューン」。ああ良い曲ばかり(^^)。この日改めて感じたのはでんぱ組.incのファンは(多分)他のアイドルと比べても女性のファンの方が凄く多いなということ。同性に好かれるアイドルグループって素晴らしいよね。

野外ライヴにも映える「くちづけキボンヌ」

実は3部のチケットも持っていたのですが、それは他のファンの方に御譲りして、やや熱射病一歩手前なふらふら状態で一路新宿へ。この日は珍しくバニラビーンズの生バンド編成での対バン企画が日曜日に行われると聞いて、なかなか平日に行けない自分としては逃す手は無いなと。やや早く着きすぎたおかげで会場前でレナさんとすれ違ってちょっとお得感。小さいライヴハウスってこういうのがあるから楽しいよね。会場の新宿ロフトも多分10年以上振り?。確かJURASSIC JADEとCASBAHの対バン観たのがロフトだった覚えが。
入場して速攻でバニロックTシャツをGET。ニ○ヴァーナ風の超絶にイカしたデザインに一目惚れです。


この日の対バンはTHE BOHEMIANS。ちょっとグラムがかったキャッチーで耳に残るメロディとエネルギッシュな演奏がとても格好良かったです。一見さんも漏れなく気に入ってしまうタイプ。途中でバニビの2人が参加しての「ルージュの伝言」もハマってました。

続いてバニラビーンズ。この日は比較的新しめの曲が中心のセットリスト。噂の生バンド編成でのパフォーマンスは、元々期待していた更に上を行く素晴らしさ。大袈裟じゃなく最初からこの編成でデビューして活動してきたんじゃないかと錯覚してしまう程。元々所謂アイドルアイドルしたノリとは一線を画すバニビの魅力が、ここにきて限りなく全面開花した感すらあります。
アイドルというか女性デュオ/ガールズユニットという印象も強いバニビなので、生バンドとの相性は悪い筈が無いやね。唯一困ったことは、今後バンド編成ではないライヴの時に物足りなさを感じてしまうのではないかと少々心配なことぐらい。でもこの編成なら普通にフェス系に出ても全く問題無いし、むしろ強気でそういう場にもどんどん進出して欲しいな。今のバニビ&バニバンドは夢が膨らむな~(^^)。


隠れ(とは言わせない!)THE・名曲「ワタシ・・・不幸グセ」

2014年5月12日月曜日

第2回アイドル楽曲大賞2013

投票時にまだこのblogを立ち上げていなかったのでアップしておこうと思います。
基本的には投票した時と同じ内容になっています(気持ち加筆あり)

公式サイト:http://esrp2.jp/ima/2013/

【メジャーアイドル楽曲部門】

(1)W.W.D / でんぱ組.inc (2pts. / 1位)
単に「良い曲」というのではなく、アイドルの歴史に残ると思われるエポックメイキングな存在の特別な曲だから。ただ、こういう手法はそう何度も使えるものではないよなあ…とか思ってたらあっさり「W.W.D II」が出て腰が抜けた(笑)。「でんでんぱっしょん」「冬へと走りだすお!」と最後まで迷った。

(2)夢ふうせん / おはガールちゅ! ちゅ! ちゅ! (2pts. / 2位)
インパクトでは「こあくまるんです」がズバ抜けてるし、楽しかった今年のTIFの思い出込みだと「夏サンキュ!!!」なんだけど、今この時点ではこの曲。とにかく前向きで元気になれる。アルバムにもTAKUYA氏の関わる新曲が入ることを期待。

(3)My Graduation Toss / さくら学院 (2pts. / 3位)
個人的にはAKB48の「桜の花びらたち」以来久々にグッときた卒業ソング。さくら学院の魅力に気がつくのがあまりにも遅過ぎたことが惜別の念に拍車をかけられる(^^;。PVも泣ける。BABYMETAL「メギツネ」と迷ったが卒業ソングには弱いのでこっちにします。

(4)Evolution No.9 / 9nine (2pts. / 3位)
9nineはこういう尖った楽曲とキレキレのダンス(withドヤ顔)の組み合わせに一番魅力を感じる。YESの某曲のフレーズをまんま使ってることに否定的な意見を目にすることが多いけど、そんなこと言ってたらトマパイの「ワナダンス」とか他にも色々あるしね。かっこよく引用/アレンジされているので個人的には全く問題無し。メリハリの効いた音作りも大好き。

(5)小さな奇跡 / 東京女子流 (2pts. / 4位)
滑り込みセーフ。ちょっと軸がぶれてた気もする最近の活動から感じていた不安が、これと「Partition Love」で一気に解消。この2曲がこなかったら気がつくとサビを口ずさんでしまう「ワンダフル スマイル」に投票してたと思う。かっこいい曲もいいけど爽やかなキラキラ感があってこその女子流だと思う。


【地方アイドル楽曲部門】
(1)真夏の天体観測 / つりビット (3pts. / 1位)
物凄く丁寧に作られた印象的なメロディに速攻でやられました。アイドルソングの素晴らしさがギュッと詰まってると思います。

(2)パーラメント / Especia (3pts. / 2位)
好みで選ぶとキャッチーでどこか懐かしさもある「ミッドナイトConfusion」なんだけど、Especiaというグループの特異性が良く出てるのはこっちだと思って上位に選出。渋谷のワンマンライヴも楽しかった。

(3)ミッドナイトConfusion / Especia (2pts. / 3位)
もっと売れても全然おかしくないキャッチーな名曲だと思う。とはいえあまり洗練されすぎず、いなたい感じを適度に残していって欲しいと勝手ながら思ってます。

(4)G / GALETTe (1pts. / 4位)
恥ずかしながら全くの伏兵でした。カップリングの「neo disco」と共に、とにかくよく出来てて隙が無い。2曲では物足りないので今後の活動への期待を込めて。

(5)バニラな空 / つりビット (1pts. / 5位)
「真夏の天体観測」で好きになったファンの期待を裏切らない良曲。


【アルバム部門】
(1)LEVEL3 / Perfume (2pts. / 1位)
ライヴで再現された時のことを考えると期待でゾクゾクしてしまうほどのPerfume初の完全ライヴ指向作品。そんな中にあって絶妙な位置に歌モノな「未来のミュージアム」が配置されているのが素晴らしい。

(2)date course / lyrical school (2pts. / 2位)
生理的なレベルで苦手だったRAP/HIP HOPというジャンルから、苦手な要素を全てとっぱらうとこんなにも魅力的なものになるのか!とビックリした、正に目から鱗な1枚。このジャンルの良さを初めて感じさせてくれた意味でも凄く感謝してます。勇気を出してジャケ買いしてよかった(^^)。

(3)Melody Palette / Negicco (2pts. / 3位)
全てに於いて良い風が吹いている今のNegiccoの良さがたっぷり詰まった、とにかく「ホントに良かったね!」と一声掛けたくなる充実の名盤。昨年トマパイを推していた層が流れてくるのも納得のクオリティ。connieさんへの感謝の気持ちを歌った「Negiccoから君へ」は究極のファン冥利に尽きる曲と思われ泣ける。


【推し箱部門】
・バニラビーンズ
常に平均点が高く全ての点で安心して見ていられる存在。来年こそブレイクして欲しいし、それに値する頑張りをしてると思う。


以上です。次回も悩むんだろうな〜(^^;

2014年5月10日土曜日

でんぱ組.inc「ワールドワイド☆でんぱツアー2014 in 日本武道館 ~夢で終わらんよっ!~」(2014年5月6日)

※武道館のことというよりも単に「でんぱと私」な感じの内容になっちゃいましたスイマセン(^^;


自分がでんぱ組.incを知る切っ掛けは「W.W.D」のMVです。元々展開のあるドラマティックな曲にめっぽう弱いこともあって、まずはアイドルソングらしからぬ楽曲自体に衝撃を受け、自分達のネガティヴな過去をさらけ出した上で完成度の高いエンターテイメントとして昇華してることにも唸ってしまいました。自分も子供の頃に今でもトラウマになってるレベルのいじめにあった経験があり、1度自分の存在自体に疑問を感じたりして自信を失った人がこうやって人前に出る職業に就くのって、経験が無い人には想像もつかない程の大変なことだし、それだけに終わらずに常に高みを目指して頑張っている姿に素で感動しました。「マイナスからのスタート舐めんな!」よくぞ言ってくれた。

でんぱ組.inc「W.W.D」2013.1.20 in ZEPP TOKYO

…てな話は抜きにしても、単純にかわいくてキャラの立った6人がキャッチーでとんがっててどこかネジが外れてて、なのになんだか泣けてくる個性の塊のような楽曲の数々を全力で歌って踊ってくれるんだから好きになって当然でしょ?(^^)。

初めてライヴを観れたのは2013年3月30日に渋谷AXで行われた「日本縦断アイドル乱舞2013」(with 9nine/東京女子流/Cheeky Parade/スマイレージ/ベイビーレイズ)。実はこういうアイドルが複数出るイベントを観たのはこの日が初めて。その前はPerfume(たくさん)とトマパイ(散開ライヴのみ)だけということで新規も新規、完全に「アイドルイベント」の特殊な雰囲気に飲まれてしまったのと、やっと生で観れる!とワクワクしていたでんぱ組が、後ろにいたヲタの方が自分の耳元でひたすらコール?とか大声で叫んでいて、ほとんどマトモに歌声も聴こえないという泣きそうな状況だったということしか覚えていません。「ああ、アイドルの現場って過酷だな」と感じたものです。
(ちなみに余談ですがこの日一番衝撃を受けたのはスマイレージのキビキビとしたパフォーマンス。やっぱりハロプロって凄いんだ!と。)

2回目は10月26日に同じく渋谷AXで行われた「@JAM the Field Vol.4」(with アップアップガールズ(仮)/アフィリア・サーガ/乙女新党/しず風&絆~KIZUNA~/SUPER☆GIRLS/Cheeky Parade)。この日は夏にTIFを経験したこともあってすっかり雰囲気に飲まれなくなり、やっと普通に楽しめたという嬉しさしか覚えてません(^^;。あ、確か聴きたかった「くちづけキボンヌ」をやってくれなくてちょっとションボリしたんだったな。
(再び余談ですがこの日一番衝撃を受けたのはアップアップガールズ(仮)。噂通り極端な押しの強さとエネルギッシュ極まりないライヴが凄かったな。あと、TIFでは満員で客席にさえ入れなかったSUPER☆GIRLSの「MAX!乙女心」が観れて嬉しかったっけ。)

この頃になると音源もだいたい揃ってきてワンマンに行ける体制が整い、いよいよ2014年1月4日のZEPP DICER CITYでのWORLD WIDE DEMPA TOURの初日に参戦。後方の1段高いスペースから観戦。アルバムの楽曲が収録曲順に全て披露され、今のでんぱ組の魅力を存分に感じられる期待通りに楽しいライヴでした。実はこの日が初披露となった新曲「サクラあっぱれーしょん」は最初の印象としては「シャングリラあたりとかぶってる感じの雰囲気の曲で、サクラが題材なのもちょっと安易な気もするけど、まあ楽しげで悪くないかな」ぐらいのものでした(後にMV観たりして細かい歌詞がわかった後は最高に大好きな曲となりました(^^;)。
ツアー初日かつ新曲初披露というプレミア感のあるライヴを観れて満足だったのですが、翌日の同会場でのライヴでなんと武道館公演決定という衝撃的かつ感動的なシーンがあったと知ってちょっと後悔もしたりしなかったり(笑)。

「W.W.D」新規ではありますが今のでんぱ組が武道館公演を行うことが一大事であることは判ってます。とにかく自分もその場にいたい。体感したい。今、何を差し置いても行かなきゃならない現場はここだ。ということで参戦を即断。発表当初は「FC会員が全員観に行ったとしても全然埋まらないし、動員キツイんじゃね?」的な意見も結構耳にしましたが、ここは絶対に参戦する為に万全を期してファンクラブ「でんぱとう」に加入し先行予約を申し込みました。結果的には「でんぱとう」に加入したからといって必ずチケットが当選するなんてことはなく、落選者続出な中、自分はビギナーズラックか、運良くアリーナA2のチケットを押さえることに成功。あの時FC加入を決意した自分を褒めてあげたいです(笑)。

で、まあチケ入手したとはいえ5月なんてまだまだ先だよなあ…とか油断してるうちにあっという間にライヴ当日。なんでも5時間待ちとかでも売り切れ続出で買えなかったとか恐ろしいツイートをちらほら見かけた物販に並ぶ体力と熱意は無く、普通に昼に起きてちんたら会場へ向かうと、武道館限定じゃないし余裕で買えると思ってた「IDOL」のシングルもまさかの売り切れで買えず。ホントにこの音源に縁が無い(涙)。

武道館のアリーナというと、大昔にMSG(マコーリー・シェンカー・グループ)で1列目…のほぼほぼ一番端の方ということがあり、その時はPAなどでベース側が何も見えないし音もアレだし最前なのにこれって一体…という結構悲しかった覚えがあります。しかしながら今回はスタンディングでA2ブロック。入場の列の流れに身を任せてドキドキしながら会場内に入ってみました。「ぎゃっ!!ち、近い!!!」というのが第一印象。ざっと数えて最前から10人目くらい。しかもほぼ真ん中。前に露骨に邪魔になるほど背の高い人も存在しない。これは肉眼で余裕でメンバーの表情まで確認出来る程の近距離。およそ30年近いライヴ通いの中でも武道館のような大きなハコでこんなに良い位置を確保出来たことは1度もありません。嬉しさで震えがきました。と同時に「これはライヴ開始したら怒濤のごとく圧縮があるに違いない。結果的に見え難い場所に押し出されて大汗かきながら息も絶え絶えになり、あんまり楽しくない気分でライヴが終わってしまうパターンなのでは…」と急激にブルーな気持ちになり、そのまま開演時間を迎えることに。また、開演前はDJの人が音楽をかけていたのですが、周囲の方々が嬉々としながらいちいち反応している中、自分は数曲程度しか判らず。正にここは猛者揃いの場所なのだなあ。そして場違いな自分。ますます萎縮の傾向へ(^^;

そんなドキドキ&ビクビクな気持ちも場内暗転するまで。1曲目は多分しょっぱなかアンコール1曲目にやると予想していた「Dear☆Stageへようこそ」。曲の開始前の
男性の独り言的小芝居はスクリーンに映像が流れ、「これから楽しいことが始まる感」が半端ない。いよいよ曲が始まり、ステージ上に作られた階段上のセットに6人が登場。ここで後方から怒濤のごとき圧縮が…と思いきや全然そんなことは無く、開始からしばらくは盛り上がる系の曲がくる度に「こんどこそ来るぞ」と軽く身構えがちでしたが、少なくとも自分の周囲ではライヴ終了まで他人を不愉快にさせるような押しなどは一切ありませんでした。でんぱ組.incのファンの方々、マナーが良い(^^)。
この日からサイリウム(ペンライト)デビューしようと思ってたものの、物販で買えなかった為に何も光り物が無く肩身の狭い気がした自分も、これといって疎外感も無く楽しくコールしたり拳を振り上げたりすることが出来ました。

2曲目は…といきたいところですが、細かい内容に関してはもうWEBメディアでイイ感じの記事が写真付きでアップされてますのでそちらを見ていただいたほうが間違いなく良いですのでリンク貼らせて下さい(笑)。

ナタリー「夢で終わらんよっ!でんぱ組.inc、涙と感謝の念願武道館」

Musicman-NET「でんぱ組初の日本武道館公演に10,000人が熱狂、全国ホールツアー&アリーナ公演が決定」


それだけではさすがになんなので、いくつか書いときたいことなど。

とにかくステージから近かったので多分理想的な形でワンステージを観ることが出来て本当に有り難かった反面、視界がステージ上のみだった為、武道館という特別な会場でライヴをやっているという感動は実は殆ど感じることが出来ませんでした。この辺のアドバンテージはステージからある程度以上の距離から観てた方々の方が間違いなくあったと思います。後日上記WEBサイトに載ってる写真を観てやっと「ああ、こんな感動的な空間だったのか!」と。7月のスペースシャワーTVでの放映、及びブルーレイディスク(え?勿論出ますよね??(^^;)でじっくり観たいと思っています。

とにかく最初から最後まで一貫して興奮しつつ楽しんだのですが、予想(期待?)していた程号泣したりすることにはなりませんでした。花道も無く近年の他アーティストと比較すると結構地味な部類に入るであろうステージセットや、感情移入しやすい(させやすい)「マイナスからのスタート」的な面を敢えて過剰には打ち出さない抑えめの演出。多分、両方ともやろうと思えば出来たんじゃないかと思うし、実際そうした方が武道館を切っ掛けに今後新規のファン層が増えて行く過程に於いて有利に働いたんじゃないかと思ったりもします。
それをしなかったのは、多分これまで支持してくれたファンに対して変に着飾って格好付けた姿を披露するのは「違う」と思ったのではないかと。これまで培ってきた経験で成り立っている今の等身大の晴れ姿を見せることで、ファンへの感謝の気持ちと、そしてこれからのでんぱ組の進んで行く道が今までのファンを置いてきぼりにするようなものではなく、あくまでも地続きであることを暗に伝えたかったんじゃないかなと、勝手に理解した気分でいます。キモイね自分(笑)(実は単なる予算の関係だったり(^^;;;)。それぐらい色々考えたくなるほど今のでんぱ組が面白く、応援のしがいがあるグループだってことです。はい。

セットリストを見ると、近年の曲でやらなかったのはカバー曲「SABOTAGE」、季節モノ「冬へと走り出すお!」、ゲーム曲「先生!次はバトルの時間です。」「少女アンドロイドA」といった感じで、名実共にこれまでの集大成となった今回のライヴ。各所で絶賛されてるし普通のアイドルだったら「最高のライヴが出来ました!」となるのがごくごく当然だと思うけど、ねむきゅんは自身のblogで「武道館マジックもミラクルも起こらなかった。」と書き、あくまでも客観的な視線を忘れていない。(「でんぱ組.incが武道館でライブをやったこと、それこそがミラクルなんだ」と書いています)こういう人達だからこそこれからも応援していきたくなるってもんですよね。「夢で終わらんよ!」と「まだまだ行くよ!」を信じて、これからも末永く応援していきたいなと改めて強く思っている次第です。

武道館公演はきっと一生忘れないであろう体験になりました。ステージの広さを持ち余してる感も全く感じさせること無く堂々たるライヴを披露したでんぱ組、やはり今こそ武道館というハコでやるべきタイミングだったんだろうな。ファン冥利に尽きる素晴らしく楽しいライヴをありがとう。

一番グッとくるタイミングで披露された「Future Diver」
(これは去年の日比谷ライヴの映像)

追記:ライヴの時は涙出なかったのに、翌日会社帰りにアルバム聴いていたらライヴの様子がグアーッとフラッシュバックして泣きそうになりました(笑)。

2014年5月5日月曜日

TOKYO IDOL FESTIVAL 2013 その2(2013年7月27日(土))

しばらく涼しい会場が続いてすっかり炎天下な屋外に出たくなくなったが、どうしても観たいグループの一つであるEspeciaを観に再び湾岸スタジオ前まで大汗かきながら歩く。目指す会場は先ほど暑すぎて死にそうになった屋上ステージ。若干時間に余裕があった為、屋上へ行く前に木陰に座ってしばし水分補給をしておく。が、ふと気がつくとさっきまであまり人がいないように見えた屋上行きエレベーターの列があっという間にかなりの人数の列になってることに気がつく。ヤバイ。まあEspecia開始までは30分以上あるから大丈夫だろう…と思いつつも列に並ぶ。屋外ステージでやってるさくら学院内のユニットである帰宅部 sleepiece。遠くからだったけど"すいみん不足"とか観れてよかったな。 

■さくら学院帰宅部 sleepiece 「すいみん不足」 

屋外ステージが設置されてる芝生の空間はかなり広く、湾岸スタジオ沿いの出店で飲み物や食べ物を買えたりする。木陰で休むことも出来る。そんな空間を普通にアイドルの方々が練り歩いてたりするのが面白い。自分はほぼ素人なのでNegiccoさんくらいしかわからなかったけど、お揃いの衣装を着た明らかにアイドルな方々が沢山いたので、知識のある人にしてみたらあそこはめちゃくちゃ楽しい空間だろうなあと思いました。暑すぎたけど(笑)。 

それにしても屋上ステージに昇るエレベーター待ちの列が思うように進まない。結局乗れたのは開始時間を過ぎてから。お願いだから開始時間が遅れていますようにと祈りつつエレベーターから降りると、ファンキーな音が聴こえてくる。ああこれはまごうことなくEspecia!!あああああ始まってるううううう(ガックリ)。普段は単に階段を昇るのさえ嫌な自分が、地獄のような暑さの中、階段をダッシュしてステージ前へ急ぐ。 

着いた!あれ?音楽は聴こえるもののステージ上にメンバーの姿が見えないよ。と思ったらステージを降りたメンバー達がこっちにやってくる。どうやらハイタッチの時間らしい。まだライヴ観てないけどとりあえずは「Yeah~!!」とか言いながら満面の笑みで皆さんとハイタッチ。お客さんを楽しませようとする姿勢が凄くイイな。 
ハイタッチも一通り終わってメンバーはステージ方面へ戻る。やっとライヴが観れる…と思ったらなんとこれで終了。どうやら曲自体は1曲のみ(エクステンデッドバージョン的な長尺にアレンジしたもの)という斬新なステージだった模様(泣)。 

■Especia「ナイトライダー」 

■Especia「パーラメント」 

もうホントにがっかりな状態でステージ前を離れてわずかな日陰スペースへ。暑いけどすぐに動く気力も無く、その場から次の出演者である桜木せいらを遠目で眺める。すごく良い声だったな。 
この後のスケジュールを考えて思い腰をあげてエレベーターで地上へ降りる。たまたま他に乗る人がいない時間帯だったので1人で1階まで降りると「なんだよ1人かよ。チッ!」的な小声の罵声を浴びる。降りる人と同じ人数だけ屋上に行けるシステムなので気持ちはわかるが、俺にあたるなよコノヤロ。 

Especiaのライヴがちゃんと観れなかったうえに罵声まで浴びて(笑)すっかりやる気をなくした状態で外に出ると、さきほどライヴを観たおはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!の3人が「おーは~!!」言いながらこっちへ歩いてくるのに遭遇。完全にモチベーション回復(笑)。すごいなTIFって。 

あがったモチベーションを消耗しながらなんとか炎天下をやりすごして再びZEPP TOKYOの東京女子流へ 。会場に着くとまだSUPER☆GIRLSのライヴの最中。お客さんがギチギチに入っていたようで、少なくとも自分が待っていた2階ではドアを開けては入れずに諦める人が続出でした。 

この日で観るのが2回目になる東京女子流。お客さんはスパガから引き続きほぼ満員。いきなり大好きな超名曲"鼓動の秘密"で始まる。来てよかった(笑)。永遠のアイドルアンセム「おんなじキモチ」も観れたし満足ではありましたが、明らかにこれまでの路線とは違った新曲2曲が結構浮き気味だったのが気になりました。果たして飛び道具的な意味合いの曲なのか、じり貧脱却のために完全に路線を変更するのか、いろんな意味で今後の動向が非常に気になるライヴでした。

 
■東京女子流「鼓動の秘密」

 
■東京女子流「おんなじキモチ」

女子流が終わったところで疲労もピークにさしかかり、翌日のことも考えて会場を後に。(が、結局体調崩して翌日は不参加(涙))。絶対に観たかったアップアップガールズ(仮)、今観ておくべきと思ってたベイビーレイズなど、観れなかったグループが多かったのは不覚でしたが、丸一日(イベント自体は二日)アイドル音楽三昧のこのイベントは予想を遥かに超えて楽しいものでした。限界まで頑張って大量のライヴを観るもよし、自分のペースでピンポイントで観たいグループのライヴだけ押さえて、あとは飲み食いしたりイベント会場から離脱してお台場観光するもよし、物販へ行って買い物やチェキやサイン狙うもよし。 
屋外ステージでもメインのZEPP TOKYOに出るグループが普通に登場したりもするので、場合によってはチケ買わなくても十分楽しめると思います。屋外ステージに張り付いてると暑くて死ぬけど(笑)。 

あと書いておきたいのが、いい年こいたオッサンである自分としては浮きまくりなのでは?と思っていたのが全く的外れで、年齢も性別も関係無しに誰もが楽しめる雰囲気のイベントであったこと。予想以上に女性が多いのにも驚きました。 

来年こそは体調整えて2DAYSきっちり参戦したいです。あ、もうちょっと予習もしていきたい(笑)。

TOKYO IDOL FESTIVAL 2013 その1(2013年7月27日(土))

※今回の投稿は昨年(2013年)8月にmixiの日記に書いたものです。色々アレな感じですがそのまま載せてみます(^^;

いい年こいたオッサンがこの夏1人で「日本全国のアイドルが集う世界最大のアイドルフェス」という、いきなりアイドル総本山的なイベントに勇気を出して行ってきた感想を書いてみます。 

朝4時起床。5時28分の電車に乗車。新橋でゆりかもめに乗り換えてガタゴト。なんか遊園地の電車みたいで楽しい。 

6時42分にテレコムセンター着。ヲタっぽい方々の後をそれとなく追いかけてフジテレビ湾岸スタジオ前に到着。横の芝生のあるスペースに野外ステージ(SMILE GARDEN)が組まれているのを見てアガる。 

チケットとリストバンドの交換場所の前に行くと、2~30人くらいの方々が1DAYと2DAYSの列に分かれて列を作っていた。予想よりも全然少なくて拍子抜け。考えてみれば、早く会場に入りたい人は事前にリストバンド付きの前売り券を買ってたんだろうな。とりあえず周囲は猛者揃いな感じで初心者な自分は軽くガクブル。 

8時過ぎにリストバンドの交換をして交換場所の近くのENJOY STUDIUM前の「おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!」列に並ぶ。もうそれなりの人数が並んでいたので、会場のキャパとか全くわからなかったけど、おそらくは真ん中くらいで観ることになるんだろうなあと思う。 

開演時間やや近くになってやっと建物の敷地内に移動。ここで更に待ち。風通しが悪くて暑くて息苦しい。どうやら隣のDOLL FACTORYに入るお客さんと分かれずに1つの列になっていた模様。 

しばらくしてやっと会場内へ。思ったより全然広い。詰めればキャパ1000人くらいかも? なので余裕で前から3列目の上手寄りを確保。開演時間になり、おはガールの3人が登場。うわ!本物だ!しかもこんなに近いよ!(笑)。壮絶なまでにキラキラしてました。短い時間なのにシングルのタイトル曲全部やってくれて思い残すこと無し。「”こいしょ!!!”と比べると弱いかなあ」とか思ってた最新シングル”夏サンキュ!!!”も実は素晴らしく良曲であることがわかりました。 
この2曲のサウンドプロデュースはex.JUDY AND MARYのTAKUYA。聴く人が聴けばニヤリの仕上がりかと。 

■おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!「こいしょ!!!」

■おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!「夏サンキュ!!!」 

ライヴが終わり、外に出て水分補給。次はHOT STAGE(ZEPP TOKYO)にbump.yを観に行く予定だったけど、その後の予定を考えて断念。 

PVが面白かったので1度観てみたかった乙女新党を観る為にAZURE STAGE(湾岸スタジオ屋上)へ行くエレベーターの列に並ぶ。屋上ステージなので防犯上(安全上)屋上にいれる人数が限られているのと、上がる手段がこのエレベーター1カ所だけということで、30分くらい待ってようやく屋上へ。しかしエレベーターを降りてから更に数階分階段を上らなければならない、かなりキツイ行程。しかもモーレツな暑さ。 

なんとかステージ前にたどり着くと、丁度乙女新党のライヴが始まったところ。屋上ステージならではの開放感が相まって、なんだか凄く楽しい。青の子のかわいさにはちょっとビックリ。トリッキーな楽曲も面白い。今度CD買ってみよう。 

■乙女新党「もうそう★こうかんにっき」 

せっかく辛い思いして昇ってきたので数組は観ていたいところだったけど、とにかく暑くて死にそうなのと、後のスケジュールを考えて地上に戻る。 

次は今日の1番のお目当てでもある「大きなステージでのNegiccoライヴ」を観にHOT STAGE(ZEPP TOKYO)へ。炎天下のため徒歩15~20分くらいの距離が実に辛い。Negiccoはその変わった名前からわかるように、2003年に新潟特産のねぎのキャンペーンユニットとして結成された、所謂ローカルアイドルの代表的グループ。10年に及ぶ試練に次ぐ試練の年月を乗り越えて、遂にブレイク間近といえる形に成長。初のフルアルバムを引っさげてのZEP TOKYOという大舞台を見逃す訳にはいきません。 

会場に着き、せっかくなので入ったことのない2階へ行き、最上部の真ん中の手すり前を確保。「アイドルばかり聴かないで」で始まったライヴは実に堂々としたスケール感のあるもので、初めて観た人は「普段もこれぐらいの会場でやってるんだろうな」ぐらいに感じたのではないかと思われ。でも庶民的で自虐的なMCになんともいえない安心感。2階から観る「圧倒的なスタイル」の客席ラインダンスは圧巻でした。揶揄される意味でのローカルアイドルという枠からは完全に卒業した姿にちょっとジーンときてしまいました(にわかファンなのに(笑))。 

■Negicco「アイドルばかり聴かないで」 

■Negicco「圧倒的なスタイル」 

続いて場所を移動せずに次のPASSPO☆。知ってる曲が少なかったので最初は「まあこんなもんかなあ」と思いつつも、観てるうちにグループ全体のポテンシャルの高さが伝わる熱いステージングに引き込まれる。満員のお客さんの盛り上がりも凄かった。個人的には新曲"妄想のハワイ"が好みだったな。ちょっとローリーあたりでも絡んでいそうな気の利いたメロ…と思ったらHAWAIIAN6か。なるほど。ちなみにこのグループのライヴ(フライト)にはUNITEDの横山氏もベースで参加することがあるようです。以前もメタル色の強い曲(「Next Flight」「WING」)を出していたりするので今後もこっそり注目したいです。 

■ぱすぽ☆「Next Flight」

  
PASSPO☆「妄想のハワイ」

次も「1度は観なければ」と思っていたバニラビーンズがすぐ隣の会場でやるということでVENUS CHURCH(ヴィーナス教会広場)へ急ぐ。 
間に合った!と思ったら早すぎたようで、一つ前のPaletが始まる。所謂正統派アイドルという感じのルックスと楽曲。Mixとかやってる人も多くて固定ファンが多そうな印象でした。ライヴは一生懸命で好感が持てた。 

Paletが終わってお客さんが入れ替わり、バニラビーンズを限りなく前の方で観れることに。いきなり大好きな「チョコミントフレーバータイム」から始まって脳内テンションMAX。初めて生で観たバニビ姉さんたちの美しさ。細さ。オシャレ感。なのにMCのきさくなこと。知らない人もあれ観たら好きになっちゃうだろうな。もっと売れてよい方達だと思います。 

■バニラビーンズ「チョコミントフレーバータイム」 

■バニラビーンズ「マスカット・スロープ・ラブ」


〜以下次回に続く〜

Especia 「No1 Sweeper」 MV


今、100%信頼出来るグループの中の一つがEspecia。今回はボーカルの表現力も確実にアップしてる感あるな。アルバムはCD+DVDの初回限定盤で予約済。

2014年5月4日日曜日

ヨコハマ カワイイパーク(2014年5月3日)


さて、昨年も開催されてでんぱ組.incが出演したのに確か体調悪くて行けずに涙をのんだ「ヨコハマ カワイイパーク」、今年は万全の体調で行って参りました。

「JーPOP Culture Festival」というこのイベント、平たく言うとアニメ/アイドル/コスプレ祭りな感じでしょうか。ただでさえ人の多いGWの山下公園内に、大量の出店と椅子&テーブルが並び、大掛かりなパレードがあったり普通にコスプレな方々が練り歩いてたりと、まあ非常にカオスな感じの空間でした(笑)。

そんな山下公園の中の石のステージでアイドルを中心としたライヴが行われました。去年のでんぱ組.incのライヴ写真があまりにも雰囲気が良過ぎて(下記参照)、今年こそは絶対に行こうと開催の日を虎視眈々と狙っておりました。

去年と違うのは1年間の経験でアイドルの知識が格段に増えたこと。今回の面子で気になったのは、Twitterでフォローしてくれた横浜のご当地アイドル"ナチュラルポイント"と、デビュー曲以来質の高い楽曲を量産してる釣りアイドル(笑)"つりビット"、そしてでんぱ組.incの3組。
「観たいグループの1時間~30分前くらいに行けばそこそこの場所で観れるだろう」という何の根拠も無い考えで14時過ぎにステージ前に到着。運良く上手のスピーカー前の3列目ぐらいの場所をGET。ナチュラルポイントは四つ打ち中心の判りやすいテクノポップアイドル。耳に馴染みやすいメロディとキレキレのダンスが非常に印象的でした。地元横浜の人間としては応援せざるを得ない存在。近いうちに音源も入手しようと思います。


続いて登場したのは川崎のご当地アイドル"川崎純情小町♡"。和の要素を取り入れた印象に残る楽曲や、お客さんを楽しませようという気持ちが伝わってくるステージングから、大勢の固定ファンが盛り上がるのも頷けるグループだと思いました。

3番目は釣りに打ち込むことを誓ったアイドルユニットこと"つりビット"。コンセプト自体がなんかとてつもなく色物なイメージを与えがちですが、実際に個人個人で釣りに行ってる様子をツイートしてたりと、単なるコンセプト倒れに終わっていない本気さを感じるグループでもあります。そして何よりも楽曲の質が非常に高く、個々のルックスやキャラも立ってるのが大きな売りで、マイナーなインディーズの中学生グループとしては異例の話題を呼んでいたりします。観ていた人の期待を全く裏切ることが無かったであろう、キラキラ感と楽しさしか存在しない「THE・アイドル」なライヴ。こういうのはもう理屈じゃないです。はい(笑)。

つりビットが終わってしばし休憩。ぷらぷらと歩いて関内のユニオンへ。しばし物色の後に欲しかった品を見つけてホクホク。

頃合いを見計らって再び山下公園へ。時間的にはでんぱ組.incの妹分?的な存在の"妄想キャリブレーション"のちょい前ぐらいに到着する筈。妄想キャリブレーションの次がトリのでんぱ組.inc。なにしろ数日後に武道館公演を控えてる程のブレイクを果たしてるだけに後ろの方で観ることになるだろうけど、まあしゃあないか…と半ば諦め気味で会場前に到着したら、どうやらタイミングが良かったようで先ほどとほぼ同じあたりの5列目あたりを確保。

ステージにはコスプレ界隈では世界的に有名な方という美人コスプレイヤーの"アローディア"さんが登場。以前でんぱ組がコーラス参加してるので配信DLした「カワイイガール」を歌ってビックリ。こんなところでライヴで聴く機会があるとは。でもでんぱ組の参加が無くて残念。

次は"妄想キャリブレーション"。流石にある程度知名度もあるグループで、でんぱ組と客層がある程度かぶっていると思われることもあって、お客さんの数もかなり尋常じゃないことになってきていた模様。NEWシングルのカップリングという「手をつないで」という曲が凄く感動的で良かった。これ目当てでシングル買ってよいレベル。

妄想キャリブレーションが終わって若干お客さんの移動があり、流れに身を任せていたらなんと2列目に。しかも目の前を遮るものは無し。
こんな間近で観るのは初めてだし、恐らくは今後2度と無いだろうなあと考えていたらステージスタート。絶対に盛り上がる"でんでんぱっしょん"で最初からテンションMAXで、鉄板な"でんぱれーどJAPAN"へと続く。近くで観れるって素晴らし~!!もがちゃんの顔の小ささと細さにビックリし、喉の病から回復して久しぶりに歌が歌えるようになったねむきゅんの嬉しさが伝わる表情にシミジミ。やるだろうと予想してた"ファンシーほっぺ♡ウ・フ・フ"や、念願の夕景をバックにした"オレンジリウム"にグッときたりしてると、あっという間にラストの曲。1/4に観た時と違ってしっかり馴染んだ状態で観れた"サクラあっぱれーしょん"は最高に楽しかったです。「はい、でんぱ~?」「でんぱ~!!!」が出来たのが特に嬉しかったな(^^)。イベントの性格上、アンコールは無しで終了。こんな楽しいイベントが無銭でいいのか!?と思ってしまう程に最高なイベントでありました。来年も開催されるといいなあ。