2014年9月28日日曜日

もしもしにっぽん FESTIVAL 2014@東京体育館(2014年9月28日(日))

千駄ヶ谷の東京体育館で行われましたJAPAN POP CULTURE祭り「もしもしにっぽん FESTIVAL 2014」に行ってきました。
外国の方は入場無料だったり、若い人に人気のあるモデルさんが出演したりということもあって、外人さんとヤングな方がとにかく多くて駅を出た時点で既に活気に溢れてました。


15分程並んでチケットをリストバンドに交換してメイン会場のもしもしステージへ入場。


ステージ前は混んでいたので早々にスタンドへ行き、観易い位置を確保。
なんとなくこないだ行った代々木第一体育館をスケールダウンしたような雰囲気です。ほどよい広さで結構いい感じです。丁度席に着いたタイミングでファッションショーのランウェイにでんぱ組.incのメンバーが一人ずつ登場。ちょっと得した気分です。

それほど時間を空けずにでんぱ組.incのライヴがスタート。「もしもしにっぽん」というぐらいだから和の色の濃い曲を持ってくるに違いないということで"でんぱれーどJAPAN"と"ちゅるりちゅるりら"は確実にやるだろうと思いきや、"ちゅるりちゅるりら"→"でんでんぱっしょん"→"サクラあっぱれーしょん"という少々意表を突かれたセトリ。"でんでんぱっしょん"は今回はちゃんとリボン有り。"サクラあっぱれーしょん"はある程度季節ものだと思ってたので、春どころか夏も終わって秋に入った時期に観れて嬉しかったです。が、3曲は少ないよねー(^^;。内容は勿論良かったけど消化不良な感あり。

今回メイン会場で観るのはでんぱ組.incだけだったのでソッコーで会場移動。間違えて一旦外に出てから係の人に場所を聞いて、メイン会場内の右手奥に進んだところにある「にっぽんステージ」へ。こちらはこじんまりとしたホールというかスタジオというかそんな感じの広さ。お客さんもそこそこの入りなので快適に観れそう。下手のスピーカー横あたりの最前を確保。ちょっとうるさいけど悪くない場所です。

まずはdrop→虹のコンキスタドール→DIANNA☆SWEET→アイドルネッサンスまで観ました。
虹のコンキスタドールは今日で観るのは2回目。前回同様の面白さと可愛さです。しつこいけど絶対売れるよなあこのグループ。前回@JAM EXPOでCDも購入したアイドルネッサンスは、今回も清潔感と爆発力の共存したこのグループならではのライヴを見せてくれました。とにかくイキイキしすぎてます。観るだけでHPが回復します(笑)。

お腹が空きすぎて具合悪くなってきたので一旦外のフードコーナーへ。入場時にフードコーナーで使えるコインを1枚もらえるんですが、つまみ程度のもの以外はコインが2〜3枚必要なので追加購入してたこ焼きGET。結構並んだなあ。ホントはジャンクガレッジのラーメンが食べたかったのですが、列の進み具合を観て諦めました。


お腹も落ち着いたので再び「にっぽんステージ」へ。先ほどと同じ位置を確保。みみめめ MIMI(ラスト1曲の途中から)→predia→cupitron→CAMOUFLAGE→Una→GALETTe*→Yun*chi→武藤彩未→南波志帆を観ました。
prediaはこないだの@JAM EXPOの時と同様、ひたすらカッコイイです。セクシーなんだけど下品さが無いのも個性的でいいと思います。cupitronは遂に定型文MCを卒業して、日常会話的なMCが可能になったことが大きな成長だと思います。"ピコピコクラブ"はライヴで観ると凄くドラッギーです(笑)。GALETTe*はTIF以来。新曲+"G"+"ダンスフロア☆フィーバー"。後者2曲は大好きな曲だし新曲も悪くなかったし、なによりもパフォーマンス自体が素晴らしく熱くて良かったです。個人的には過去最高かも。武藤彩未は遂に生で観ることが出来ました。期待通りに歌も振りも客席の盛り上げ方も素晴らしいです。世間の評判の高さにも納得。ただ、個人的には楽曲があまり…(ファンの方ごめんなさい(^^;)。 彼女程の圧倒的なポテンシャルを持ってる人なら、もっと万人が一聴して「こりゃ名曲だ!」と思えるような良質の楽曲に巡り会って欲しいと強く感じました。勿体無いです。

南波志帆は以前から気になっていたものの今回ようやく観る機会が出来ました。頭の数フレーズ聴いただけでイチコロ(死語)です。透明感があって包容力もある心地良い歌声と楽曲の良さにすっかりハマりました。前にWEBでちょこっと試聴したときはそんなにピンとこなかったのになあ。やっぱりライヴを観ることって重要ですね。CD買ってちゃんと聴き込んだ後にまたライヴ観に行こうと思います。

髪を切る8の理由。/南波志帆

時間の都合によりここで会場を後に。参戦して大正解なイベントでした(^^)。

あ、でもせめてでんぱ組.incが5曲ぐらいやってくれてたら更に最高だっただろうなあ…(^^;

2014年9月23日火曜日

Perfume 5th Tour 2014 「ぐるんぐるん」 @国立代々木競技場第一体育館(2014年9月20日(土))

今年の5月から始めた当blogですが、遂にPerfumeについて書く機会がやってきました。(無駄に長いですゴメン)

自分とPerfumeの出会いは記憶が正しければメジャーデビュー曲"リニアモーターガール"リリースしたちょい後あたりの時期。どこかのサイトの記事を見て興味を持ってオフィシャルサイトを見にいったものの、サイトの作りが凝ってて重かったことと、当時自分が使ってたパソコンの性能が悪かったのと回線が遅過ぎるのが重なってマトモに見ることが出来ず(^^;、その時はかろうじてTOP画面にループで流れる「リニアモーターガ〜ル♪」を耳にし近未来なビジュアルを見て「なるほどな〜」と思ったぐらいで良いか悪いか判別出来ぬまま終了。

[MV] Perfume「リニアモーターガール」


2度目の出会いはしばし時を経た「Perfume〜Complete Best〜」リリース後。やはりWeb(SNS)での書き込みを見て「ああ、あのPerfumeか〜。パソコンも回線も良くなったし、ちょっくらチェックしてみっか!」とYouTubeで見たのが"コンピューターシティ"のMV。所謂アイドルアイドルしていない雰囲気とクオリティの高い楽曲、メンバーの可愛さ、振り付けの可愛さ、そういったものがこれでもかと言わんばかりに凝縮されたこのMVにソッコーで胸を打ち抜かれ、Amazonでベスト盤をポチリ。普段メタルメタル言ってるような自分がまさかアイドルのCDを買うことになるとは思っていませんでした。多分、Perfumeの音からどこか「アイドル門外漢の人が買っても大丈夫」的な雰囲気を都合良く勝手に感じ取ったんだと思います(笑)。まあ音楽聴き始めの頃は歌謡ベスト10とか聴いてて今もその時代の歌謡曲は変わらず好きだし、YMOもちょっと齧ってたのでテクノポップ的な音にも抵抗無かったし。

[MV] Perfume「コンピューターシティ」


初めて観たライヴは2007年4月に表参道EATS and MEETS Cayで行われた面影ラッキーホールとの対バン(凄いなあ(^^;)。当時まだチケットにプレミアは付いてなくて、ヤフオクで物凄く良い番号が買えたのに、当日ライヴハウスが整理番号に関係なく入場させやがりまして、恐らく人生唯一のPerfume最前を逃すという未だにライヴハウスへの恨みは消えない(笑)思い出のライヴです。確か下手4〜5列目ぐらいで人の頭の隙間から頑張って観た記憶があります。「あの3人が目の前で動いてる!!」とか「"コンピューターシティ"やってくれて嬉しかったなあ」とか。あ〜ちゃんの「次に出るバンドもかっこよさげだから見ていきんしゃい」的なMCには笑ったな〜とか。

2度目のライヴは同年7月に代官山UNITで行われたワンマンライヴ「Perfume ひこぼし☆募集中」。2DAYSのどっちに行ったか忘れましたが(笑)、もうチケット取るのも大変になっていた記憶があります。今セトリを眺めてみると、今は重要な盛り上げポイントで披露されるのが常になっている"チョコレイト・ディスコ"が1曲目だったり、"リニアモーターガール"を普通にやってたり、3人のソロでのカラオケ大会があったりと、思わず遠い目をしてしまいます(笑)。

[MV] Perfume「チョコレイト・ディスコ」

その後はFCにも発足と同時に加入し、首都圏で行われた主要なワンマンライヴやFC限定ライヴ等はだいたい観に行ったと思います(ただし同じツアー内で複数回観たのは「直角二等辺三角形TOUR」と武道館だけかも)。対バンツアーは対バンに興味無かったので行きませんでした。それとSHIBUYA-AXで行われた「Perfume 〜ソックス フィックス マックス〜」はどうしてもチケットが取れず断念。最も思い出深いのはやはり初武道館「エスキモー pino presents BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!」かな。オープニングの"コンピューターシティ"からの故障〜"edge"の流れには鳥肌立ちました。"Dream Fighter"の初披露も思い出深いですね。

[MV] Perfume「Dream Fighter」

Perfumeの歴史の中で武道館と並んで重要なものは東京ドーム公演だったと思うのですが、実は自分は敢えて行きませんでした。過去に幾度か足を運んだ東京ドームでのライヴでの経験から「東京ドームは音が悪いうえにステージからの距離も遠過ぎて、音楽のライヴをまともに楽しめる場では無い」という認識があったのと、あまりにも大きくなりすぎた(と感じた)Perfume、そして同年に出たシングルのカップリング曲"575"に自分の苦手(いや、当時は苦手ではなく「大嫌い」でした(^^;)なRAPの手法が導入されていたことなどから、自分とPerfumeの間にかなり距離が生まれてしまったような気がしたのが主な理由でした。後日発売されたDVDは購入したものの、なんとなく未だに観ることが出来ていません。「いやもういい加減に観ろや!」と自分に言いたいのですが(笑)。

"575"で感じた不信感(笑)は翌年のシングル"レーザービーム/微かなカオリ"あたりで早くも払拭され、その後も変わらず音源が出れば買い、ライヴがあれば行くという流れが続きましたが、自分に取って鬼門である東京ドームでのライヴが再び開催されることになりました。「Perfume 4th Tour in DOME 「LEVEL3」 supported by チョコラBB」です。実は前回のライヴ後の評判の高さにほんのちょっとだけ悔しい気持ちもあったり(笑)、クリスマス当日に行われることによる特別なイベント感にも期待して、今回は思い切って行ってみることにしました。

[MV] Perfume「レーザービーム」

座席は1階スタンドのステージを限りなく真横に近い斜め横から眺める位置。決して良い席ではありません。残念ながらステージ上に組まれた球形のセット/スクリーンに映し出される映像は殆どマトモに観れず、通常のスクリーンでさえ斜めからで観にくい位置でしたが、ライヴの内容自体の良さで少なくともチケ代は元が取れたライヴだったと思いました。
(が、後日発売されたブルーレイディスクでライヴの全貌を確認すると、自分がろくに見えなかった球形のセット/スクリーンに映し出される映像が今回のライヴの中で凄く大きな位置を占めていたことに気がつき、いつぞやに続いてまたもやPerfumeに対するテンションが急降下(^^;。)

この後、でんぱ組.inc他、Perfume以外のアイドルのライヴを観に行く機会が急激に増え、今のPerfumeでは望めない「ステージからの距離が圧倒的に近いライヴ」が当たり前な状況に馴染んできた頃に届いたのが、「Perfume 5th Tour 2014「ぐるんぐるん」supported by チョコラBB」、つまりアリーナツアーのお知らせ。観に行くなら場所的には「代々木第一体育館」の一択。が、実は2009年に同会場で行われた「エスキモー pino presents ディスコ!ディスコ!ディスコ!」の時、2階のスタンド席がとてつもなく観辛い席で、この会場では2度と観たくないと思ったというトラウマ的な思いがありまして。
思い返せばP.T.A.の会員になってチケット取り易くはなっているものの、所謂「良席」と言われるチケットが買えたことは1度も無く(むしろ酷い席が多い)、ファンクラブ会員としてはちょっとどうなんだろうなあと常々不満に思ってきたこともあり、「よし、今回はとにかく代々木で取ってみよう。流石にそろそろ良席が回ってくると期待もしたいし。今回もクソ席だったら流石に来年のP.T.A.の更新は止めよう。」と思い、FC先行予約で20日(土)のチケットを1枚申し込み、当選しました。

さて、チケットの到着を待つ間も他のアイドルのとてつもなく楽しいライヴやイベントに沢山参加し、充実の日々を送っていました。そんな中ようやく代々木のチケットが到着。「今回こそ良席に違いない」と勝手に期待しつつ封筒を開くと…スタンド1階の横最後方。WEBで場所を確認してみた限りでは安定のクソ席です(笑)。「ああ、そういうことね。はいはいわかりました。それなら仕方ない。今回がPerfumeのライヴを観る最後の機会になるな…」と、ファンになってからの最大の転機を迎えることに(^^;

先入観を持たないよう、当日までほぼ何も情報を得ずに会場へ(のっちの誕生日でチケ取りにくい日だったということだけ知ってました)。席に着くと距離は遠いけれど意外にも花道もメインステージもスクリーンも観易い「位置を考えれば悪くない」席で嬉しい誤算。ここで気持ちテンションが回復(笑)。"Cling Cling"から始まり最初の3曲はその流れを汲んだ所謂「見せるPerfumeライヴ」といった印象。ステージの背景も良く出来ていて見入ってしまいながらもやはり距離の遠さからくる物足りなさは否めず、「ああ、やっぱり今日で終わりかな…」的な思いがちらつく。

[MV] Perfume 「Cling Cling」

が、4曲目の"レーザービーム"での爆発力と会場の広さを効果的に使ったレーザーの恐ろしくかっこいい演出に大興奮(笑)。ここから花道〜デベソステージをちょこちょこ使っていたという物理的な近さと、意表を突く選曲の楽しさでテンションが下がることはありませんでした。"I still love you"や"セラミックガール"は凄く懐かしかったし、天国感極まった美しすぎる"SEVENTH HEAVEN"ではリキッドルームでの初披露時のこと(のっちがカワイイ衣装でどよめきが起こった(笑))を思い出したりしました。
本編ラストは今回のシングル収録曲の中で一番好きな"Hold Your Hand"。Perfumeはノリ重視のかっこいい曲もいいけど、こういうメロウな良メロの曲がとにかく大好きなんです。本編で使用されなかった応募者の映像で再構成したというMVを背景に流したのにも泣けました。

[MV] Perfume 「I still love U」


[Lyric Video] Perfume 「Hold Your Hand」

日替わりというアンコールの1曲目はこのツアーでこの日だけ披露されたという"ポリリズム"。散々ライヴで観る機会のあった曲だけど、この日は自分がPerfumeを好きになった頃のことや、この曲がACのCMに使われると聞いたときの「うおお!それは売れる!!」と興奮したことや、実際にNHKなどで流れた時の感慨深さとか色々走馬灯のように思い出してちょっとセンチになりました(^^;。そして最後はPerfumeの曲の中でもベスト3級に好きな"wonder2"。ラストの曲としての位置を"願い"に奪われてからもうライヴで観れる機会は無いんだろうなと諦めていて、まさかこのタイミングで観れるとは思っていなかったので涙モノでした。

[MV] Perfume「ポリリズム」

こんな選曲をされてはこの日でライヴ観るのを最後にしようなどと決断出来るハズも無く、当初の覚悟は敢えなく却下(笑)。あとから他の日のアンコールで"コンピューター ドライビング"や"リニアモーターガール"や"Perfume"などもやったと聞いて若干歯ぎしりしましたが、普段ならツアー最終日のチケットを選ぶ自分が何故か今回は1日前の土曜日を選び、なおかつ"ポリリズム"〜"wonder2"という選曲がこの日だけだったことを考えると、なんだか運命的なものを感じてしまいます。この日のライヴが心に響かなかったら間違いなく今後Perfumeのライヴに足を運ぶ機会は無かったと今も思ってます。願わくば今回のツアーの映像ソフト化が実現して、各会場のアンコール曲が全て収録されますように。

2014年9月21日日曜日

新宿ロフト presents 乙女の事情@新宿LOFT(2014年9月19日(金))

11月1日のワンマンのチケットは確保したものの、それまでの間にも機会があれば勿論観に行きたいと思ってたNegiccoと、江口寿史のジャケ絵が切っ掛けで興味を持ったShiggy Jr.の2マンライヴが行われるということで、体調イマイチ&仕事忙しい中、なんとか定時ダッシュで開演時間に間に合いました。かなりのお客さんの数で会場は既に賑わってました。

最初に登場したのはShiggy Jr.。コケティッシュでちょっと萌えが入った(?)キュートなボーカルと、ひたすら心地よい爽やかなグルーヴ感満点の演奏陣がマッチした、「ああ、バンドサウンドっていいな(^^)」って素直に思える音。多分あっという間に人気が出ちゃうんだろうな。そういう意味でもこの広さのハコでこの時期に観れてよかったなと思いました。

Shiggy Jr. / Saturday night to Sunday morning

Shiggy Jr. / LISTEN TO THE MUSIC

しばし間をおいてNegicco登場。"さよならMusic"から始まったこの日はMCをほとんど挟まずに、ショートバージョン含む名曲の連打。盛り上がらない訳が無い(^^)。Negiccoのメドレー的な曲の繋げ方や進行ってホントにカッコイイんだよね。でも流石に"完全攻略"にはビックリ。「忘れちゃった〜?」と言われても生で観たのは今回初めてでした(^^;

Negicco / 完全攻略 (LIVE)

今回はパフォーマンスもさることながら、3人の「心の底から楽しい」って感じの笑顔が素晴らし過ぎて心を打たれました。これが見たくてライヴに来る人も多いんだろうなあ。Negiccoは楽曲の良さや実直な人柄だけではないんだよな。例え環境は違えどもPerfumeと同様のプロ意識を持った最高のアイドルだと思います。
アンコールはNeggy Jr.(Negicco+Shiggy Jr.のコラボ)による"圧倒的なスタイル"。楽し過ぎて気絶しそうです(笑)。

今回は2組の音の相性も抜群なうえに、お互いにリスペクトしている気持ちも伝わってくる素晴らしい対バン企画だったと思います。またいつかこの組み合わせで観れることを期待してます。

Lyrical School クルージングパーティー@象の鼻桟橋/ROSE号(2014年9月15日(月)夕方の部)

船上ライブといえば昨年末のNegicco&Especiaの年越しクルーズと、5月のEspeciaアルバムリリース記念クルーズがとてつもなく楽しかったので、リリスクもやると聞いたら行かない訳にはいきません。
と、激しく楽しみにしてた割にはチケ発売日に仕事が忙し過ぎて出遅れ、チケットは60番台。まあこないだの@JAMのギュウギュウ詰めなキウイステージやTIFのガンダム前灼熱地獄と比べたら天国みたいなもんだろうと楽観的に考えつつ当日を迎えました。

この日の天気は時折青空がチラっと見える程度の基本曇り空。夕焼けは望めなそうでちと残念。時間になり、御馴染みのROSE号へ乗り込み、真ん中あたりの5列目程度の位置を確保。リリスクのファン(ヘッズ)の皆さんは不必要に暴れたり圧縮したりすることもなくて、四十路オッサンとしてはホントに心地良くライヴが観れるので嬉しいです。

程よい大きさのROSE号

出航してしばらくするとメンバーさん4名登場。amiさんとayakaさんは船酔い中の模様で少々心配。メンバーさんがしばし日常会話的MCを繰り広げた後は、DJの方がグルーヴィーな曲やCITY POPな感じの曲を流しながらの文字通りクルージング。昼間〜夕方だと景色が良く見えて楽しいんです。ベイブリッジの下をくぐり抜けてしばらくしてメンバーさん全員登場。ライヴが始まりました。

この日のライヴは御馴染みの盛り上がり系ナンバーを中心にしつつ、夕方の船上パーティーというシチュエーションにハマるメロウなナンバーも織り交ぜた緩急のあるセットリスト。イベント等の短めのセットではなかなか聴けない曲も聴けて嬉しかったです。開放感のあるエネルギッシュなパフォーマンスが持ち味でもあるリリスク、晴れてはいないとはいえ海の上で心地よい風と清々しい風景に囲まれ、ほどほどに揺れる船の動きに半ば身を委ねながら観るライヴはそりゃもう期待通りの楽しさです(^^)。船酔いなメンバーも頑張ってました。唯一問題点があったとしたら、やっぱり動いてナンボなリリスクにあのステージは狭すぎることぐらいでしょうか(笑)。


ライヴが終わったら「黄昏れて下さい」とのお達しがあり(笑)、接触とかにあまり興味の無い自分は下のデッキに降りてビールを片手に帰港までの数十分間?文字通り黄昏れてました。なかなか船に乗ってビール飲みながら黄昏れる機会なんてないですしね(^^)。

そりゃもう最高(^^)

楽しい時間が終わってしまう〜(T T)


そんな感じで夕方の部は終了。次の日の仕事のことも考えて夜の部は不参加。そのうち土曜に開催される機会があったら1度両方参加してみたいな。通常のライヴでは味わうことの出来ない圧倒的な非・日常感。ちょっとでも興味のある船上ライヴを見つけたら、ぜひ一度参加してみることをお薦めします。あ、酔い止め薬は必須で(^^;

さよならリリスク。さよならROSE号

そして日常へ還る

2014年9月2日火曜日

@JAM EXPO 2014 @横浜アリーナ(2014年8月31日(日))

2014年の夏の最後を飾るビッグイベント、@JAM EXPO 2014に行ってきました。会場は横浜アリーナ。近くて助かります。


開場9時/開演10時ということでなのなく9時過ぎ頃に会場前に到着。指定席の列に並び、それほど待つこともなく場内へ。今回は事前に「メインの大きいステージを中心コース」と「小さいステージを沢山観るコース」をプラン立ててたのですが、結局気の向くままということで2階のピーチステージへ。通路の一角に配置した小さめのステージなので、正面側は既にお客さん沢山だった為、ステージ横に陣取る。
オープニングアクトの「Star☆T」から早くも時間押してスタート。2番目に出たのが「アイドルネッサンス」。安定の清々しさに心が洗われます。"17才"やってくれたし、今日こそCD買うぞと決意。
今回自分が買ったチケットは「CD付指定チケット」というやつ。@JAM ALLSTARSによるこの日限りのCDが付き、なおかつ指定席にも座れるというもの。とりあえず自分の席の位置を把握しておこうと、メイン会場のストロベリーステージへ。今回は会場を横向きに使っていて、指定席はステージの真向かい。つまり結構遠い(^^;。一応座ってみたもののスクリーンでさえ遠く感じたので結局すぐにスタンディングのフロアへ。あーこっちのほうが格段に楽しい。丁度やっていたのが「LinQ」。凄くプロフェッショナルなアイドルという印象。次が「Negicco」。アガるセトリ+夏の終わりの今日どうしても観たかった"サンシャイン日本海"。凄く良かったんだけど気持ち的にラインダンス待機してたら終了してしまいほんのちょっとだけ拍子抜け(笑)。でも広いステージを持て余すこともなく凛としたステージング、良かったな〜(^^)


12時からアイドルネッサンスの物販開始ということで屋外の物販コーナーへ。普通にグッズ売ってるだけではなく、メンバーと会話が出来るオマケ付き。いやー、こういうのメチャクチャ苦手なのでこれまで避けてきましたが、どうも買ってすぐサヨナラというのも失礼な雰囲気だったので、とりあえずメンバーのお一人に「ライヴ観て気に入ったのでCD買いにきました」というのと「今度サワソニでも観れるので楽しみにしてます」という旨をお伝えしてそそくさと物販を後に。まあ喜んでくれたようなので良かったです(^^;


お次は物販からほど近いキウイステージにて「乙女新党」。ここはフロアではなく部屋な感じのスペース。暑くてお客さん満杯で結構ツライ。真ん中の端っこからチラ見。二学期デビューと新曲。新曲はこれまでの路線を踏襲した感じ。まずはいい感じではないでしょうか。
(旧編成時のMV)

どうにも腹が減ってきたので、物販横にて昼飯のケバブライスを購入。ちょっとソースが少なかったのが残念だったけどコストパフォーマンス的には悪くなかったかも。


お腹も落ち着いたので今度は2階のピーチステージへ戻る。「PPP!PiXiON」の後に自分の中では御馴染みな「Cupitron」。機会があれば毎回観てるグループです。今回は新曲"ピコピコクラブ"と思われる曲からスタート。ユニコーンパレードよりも更にアッパーな楽しい曲。他の曲も含めこの日もかなり盛り上がったのですが、やっぱり「ジャージャー」言うノリは違和感しか無かったなあ。
あとMCがもうちょっと自然体なほうがいいかな。あ、そろそろ1stシングル予約しないと!


1度ドリンクを購入しに場を離れ、再びピーチステージへ戻る。「Bitter & Sweet」の後に「Faint⋆Star」。こちらも可能な限り観たいグループ。Negiccoの"サンシャイン日本海"と共に、どうしても夏を締めくくるこの日に観たかった"スーパー・サマー・ワンダー"をやってくれて凄く嬉しくてちょっと泣きそうになる(^^)。


次の場所へと移動中にまた「アイドルネッサンス」の"17才"が聴こえてきたのでまた観ることに。いやー心が洗われます(今日2度目)。

次は1度もマトモに観たことがなかった「さくら学院」を観にメインのストロベリーステージへ。かなり前のスペースへ行ったものの結構混んでいて心が折れ、別のステージへ行くことに。やっぱりさ学はまず音源を買わないとイカンな。

ふらふらしつつ足はまたもやピーチステージへ(笑)。ちょうど「さんみゅ〜」がやってました。まったり心地よい楽曲と空間。残念ながらまたもや好きな"純情マーメイド"は観れず(涙)。


すぐ近くのオレンジステージへ移動、こちらもフロアというか通路に小さいステージを組んだもの。「drop」をちょっとだけ観て、最近WEB上でよく名前を観る「虹のコンキスタドール」を観てみる。
メンバーみんなちっちゃくてカワイイ。そしてヒャダインさんの手による楽曲もハマっている。これは乙女新党あたりに強力なライバルが出現という感じでしょうか。なんつーか、発散される「愛され(ユル)サラブレッド感」が半端無かったです。こりゃ間違いなく売れるわ。


続けて同ステージで寺嶋由芙。ユフマリは観れそうにないのでここで観れて良かったな。とにかく今、間違いの無いステージをやってくれる人。そういう意味で多大なる信頼を寄せてます。 特に"だいすき(岡村靖幸カバー)"は絶対に生で観るべき。


次は先ほど乙女新党を観た1階のキウイステージのGALETTeへ。またしてもギューギューに人が入っていて、なんとか入ってはみたもののステージ殆ど見えず、暑くて息苦しくなってきたので1曲目の途中で退散。残念なり。


アイス(ガリガリ君)を食って回復。丁度ストロベリーステージで「SUPER☆GiRLS」がやっていたので2曲程観戦。でかくて煌びやかなステージにホント映えるグループだよな〜。と、何気なくタイムテーブルを確認すると、2階のブルーベリーステージで「吉川友」がもうすぐ始まることがわかり、移動。ここは小さいライヴハウスくらいの広さがあって空調も良く快適。

TIFで観た時と同じく例の強烈なサンバ調衣装で登場。それだけでもう素晴らしい(笑)。ご本人曰く「楽屋で他のアイドルさんに二度見されます」とのこと。あれを着こなせる人ってそうそういないでしょう。あ、勿論ライヴ自体も最高。歌うまいし盛り上げ方もうまいし美人だしちょっとおかしいし。うーん、隙が無い。新曲がまたイイ。購入決定。

きっかが終わり、この日どうしても観たかった「Lyrical school」が出るキウイステージへ。とはいえつい先ほど辛くて離脱したステージ。かなり覚悟をして行ったところ、運良く人の入れ替えのあるタイミングで真ん中よりちょい前あたりに潜入することに成功。一つ前の「predia」から観ることに。

名前は結構前から知ってたものの、なんとなく自分の好みとは距離がありそうかなとスルーしてたんですが、実際にライブ観たら凄くかっこよかった。所謂ダンスの凄さとかで威圧的に格好良さをアピールするのではなく、どこか自然に醸し出す雰囲気からしてカッコイイ感じ。日本にもこういうグループっているんだな。また機会あったら観てみたいです。


続いて「Lyrical school」。かなりギューギューな感じで身動きとりづらい状況になってきたものの、TIFのガンダム広場の時の過酷さと比べたら全然余裕(笑)。"FRESH!!!"から始まり盛り上がり系の曲を4曲連打であっという間に終了(^^;み、短い!でもとにかく楽しかったの一言。所謂ヲタ芸的なノリとは違う、参加型のライヴをするアイドルグループとして、今のリリスクは限りなく頂点に近い位置にいるような気がする。何度でも観たい。(ので、後日クルーズパーティーのチケも勿論ゲト)


リリスク見終わって、なんかひとまず終わってしまった感を感じつつ、残りの時間はまったり観ようとメインのストロベリーステージへ。前の方は入場規制がかかっていたので、真ん中あたりに柵に寄りかかって観れる場所があったので確保。

「東京女子流」は1stアルバムの始まり方と同じく"Intro~鼓動の秘密"でスタート。アガるよね〜。セットもパフォーマンスも良かったんですが、残念ながら今日は小西さんの歌が調子悪く、ちょっと惜しかったかな。大きいステージだから"おんなじキモチ"やるかと思いきや、やらずに"Attack Hyper Beat POP"で盛り上げて終了(だったっけ?違ってたらスイマセン)。"Partition Love"がオリジナルバージョンだったのが嬉しかったな。



そして最後は「でんぱ組.inc」。パイナップルステージが入場規制で入れなかったのでここで観ておかないと。ノットボッチのイントロをアレンジしたSE(だったような…)から"でんぱれーどJAPAN"でスタート。広いハコでは景色的にも欠かせない"ORANGE RIUM"や、何度聴いてもグッときてしまう"キラキラチューン"もよかったし、リアルな日々の生活でホントに最近嫌なこと多過ぎるので"VANDALISM"で「ガッデーム!」とか「サイテーイ!!」とか心の底から叫べて嬉しかった(笑)。で、最近「アイドルは近い位置で観るのがやっぱり最高に楽しいよな」とかよく思うんですが、この日のでんぱのライヴは距離的にはかなり遠かったし、最初の数曲はスクリーンにメンバーの顔さえ映らなかったのに凄く楽しかったことに驚きました。それだけでんぱのスケールが大きくなってるということか(来年代々木でもやるそうだし)。でも引き続き小さめのハコでもやって欲しいので宜しくお願いします(誰にともなくお願い)。


時間の都合によりフィナーレは観ずにストロベリーステージを後にして出口へ向かうと、2階から「みーぎっ!ヘーイ!!!ひだりっ!ヘーイ!!!」のとてつもなく盛り上がってる声が。あああああ、でんぱの裏でやってるNegiccoだ〜。これも観たかったんだよなあ…しかもさっきやらなかった「圧倒的なスタイル」やってるしー(泣)。でんぱとまるかぶりな時間帯だったので仕方ないのですが悔やまれます。
そして充実感と若干の後悔を感じつつ会場を後にしました。TIFとはまた違った素晴らしく楽しいイベントでした。大赤字だそうですがぜひ来年も開催期待したいです。ただ、入退場は自由にして欲しいかな。