2014年7月24日木曜日

FM-FUJI 「GIRLS❤GIRLS❤GIRLS」 8th KISS!! summer LIVE(2014年7月23日(水))

仕事先が夏休みに入ったので、普段は行けない平日開催のイベントに行ってきました。
FM-FUJI主催ということと、途中で東京女子流のラジオ公開生放送が入るということ以外はどんなイベントなのかわからぬままとりあえず会場へ。

会場は渋谷duo MUSIC EXCHANGE。こないだのやついフェスの時にとてつもなく邪魔な柱があることが判っていたので若干心配はありましたが、今回はチケットがそこそこ良い番号だったのですんなり前から2列目を確保。平日なのでギチギチということもなく、圧縮も無く、窮屈な思いをすることもなく快適に観覧出来ました。

トップバッターはPASTEL CALLA (パステルカラー)。"残酷な天使のテーゼ"のカバーからスタート。掴みはOKってやつですね。デビューして数ヶ月ということながらなかなか歌も振り付けも様になってます。オリジナル曲にもっと個性が出てくればイイ感じのグループになりそうです。



2番目はアイドルネッサンス。ソニー・ミュージック・アーティスツというメジャープロダクションによるアイドルプロジェクトということで、「古今の名曲を彼女たちなりに歌とダンスで表現していく「名曲ルネッサンス」にチャレンジしていく」というコンセプト。オッサン世代直撃の"初恋(村下孝蔵)"や、"17才(Base Ball Bear)"などを披露。特に後者は結構自分達の色にしてる感があって良かったです。
PASTEL CALLAもそうなんですが、MVよりも実際に観た方が数段カワイイです。

アイドルネッサンス「17才」MV

3番目はCupitron。なんだかんだでデビューライヴから今回まで欠かさず観てます。つまりかなり好きってことですね(笑)。そろそろカバー曲とかもあり?と期待してましたが、やはり今回もOPのダンスチューン1曲に"サマーカイジュウ"と"ファーストコンタクト"を披露。多分敢えてオリジナルのみに拘っていく戦略なんだろうな。歌入りの曲2曲とも好きなんですが、特に"サマーカイジュウ"のテンポが異常に心地よくて、その速さに乗った振り付けがお気に入りです。
次(7月27日)のイベントは行かないので皆勤は途切れますが、次に観る時にはまた進化した姿が観れれば…とか言いながら、次に観るのはTIF(8月2日、3日)だったりします(笑)。



4番目はpalet。去年のTIFの教会ステージで観た時と比べて、凄くスケールアップしてメジャー感のあるグループになっていてビックリ。あの時観たグループとは良い意味で別物感。ルックスも良いし、何かの切っ掛けさえあれば売れてしかるべきクオリティだと思いました。



5番目は東京女子流。まずは椅子と机が搬入され、「東京女子流のアスタラジオ*」の公開生放送からスタート。「こういう風にやってるんだー」となかなか楽しませていただきました。

途中からミニライヴがスタート。1曲目は"ヒマワリと星屑"の英語ver。先日行ったサンフランシスコの雰囲気をお裾分けとのことで新鮮でした。続いて先頃アナログ盤が発売されたばかりの"Count Three -TGS Version-"。もともとかっこいい曲だということはわかってましたが、前から2列目で観たこの曲は震えがくるぐらい格好良かったです。特にべーやまさんのメリハリの利いたダンス、及び表情が最高。やっぱ女子流ってカッコイイわ。ちなみに「そのうちCDになったら買えばいいや」と思ってましたが、帰宅後にソッコーでDL購入しました(笑)。(ちなみに下の映像時よりも数段こなれてかっこよくなってました)



続いて最新アルバムから"恋愛エチュード"を披露してライヴ終了。え!!物足りな過ぎる!!!(^^; ラジオの放送に戻って女子流パートは終了。曲は少なかったけど間近で"Count Three"が観れたので最高でした。

6番目(トリ)はバニラビーンズ。御馴染みPIZZICATO FIVEのカヴァー"東京は夜の七時"からスタート。いつもの軽妙なMCでお客さんをバニビの世界に無理なく引き入れて、コップのフチ子公式ソング"きっといい場所(フチ) "と正式非公式ソング"絶対パンティーライン"を披露。続いて今年リリースの名曲"ワタシ…不幸グセ"、そしてラストは軽快に"プリーズミー・ダーリン"で終了。



バニビのライヴは観る者をいつも幸せな気分にしてくれます。そして大の大人が堂々と観れる貴重な存在でもあります(笑)。
そして幸せな気分のまま帰路へ。楽しいイベントでした。やっぱアスタライト入るかなあ…しかしPTAとでんぱ党に入ってるしなあ(^^;;

2014年7月19日土曜日

東京女子流「TGS Discography in July(1st Album「鼓動の秘密」より)」(2014年7月13日(日))

先月行われた日比谷野音でのライヴがあまりにも素晴らしく、3rdアルバムツアー時の不調を挽回する起死回生の一撃となった東京女子流。そんな彼女達が毎月過去のアルバムを完全再現していく企画ライヴを開催することになりました。
まずはアイドル界隈を中心に名盤として絶対的な評価を得ている1st「鼓動の秘密」を取り上げるということで観に行ってきました。

会場の赤坂ブリッツに行ったのはちょっと覚えていないくらい久しぶり。もしかするとSLAYERがシークレットゲストで出た某企画以来かも。
ほぼほぼイイ感じでフロアが埋まりつつあるぐらいのところでライヴがスタート。アルバム同様に1曲目のイントロが流れる中、スクリーンに女子流を紹介する映像が流れたのですが、これがスタイリッシュで凄まじくカッコイイ。
これ、後日何らかの形で市販してもらえないもんでしょうか?(^^;
で、当然のように"鼓動の秘密"がスタート。衣装も当時のもの+若干アレンジという感じで、この曲をこういう衣装で観れたのが凄く嬉しかったです。



このMVはリリース当時にも観た記憶があるのですが、当時の自分は所謂「達者なコドモのパフォーマー系(SPEEDとか)」が大の苦手でして、「面白い映像のMVだな」ぐらいにしか思えませんでした。勿論、今観ると「最高!」としか思えませんが(笑)。
ここ最近アイドルを色々聴きはじめて、単に「コドモ過ぎるからスルー」をしてると良質なグループを沢山見逃してしまう可能性があることに気がつきました。例えば昔の自分ならpeach sugar snowあたりには一生出会えなかった気がします(^^;

さて女子流に戻って、この1stアルバムには今でもライヴでやっている曲が沢山存在しています。当初から「大人になってからも歌える曲」(でしたっけ?)を前提に丁寧に作られてきた楽曲だけあって、むしろリリース時よりも年齢を重ね、経験を積み、楽曲の魅力を的確に表現出来る力を身につけた今、こうやって1stアルバム完全再現ライヴを行うことは凄く大きな意義があると感じます。ある意味アルバムとはまた違った一つの完成型を観せてくれているように思います。







で、途中で何度かMCタイムが入るのですが、演奏中はかっこよく決めているメンバー達がMCになると飾らずに好き勝手にしゃべってグダグダになるのが妙に楽しいです(笑)。ここでの主役は突拍子もない山邊未夢と結構キツイことを言う中江友梨かな。でも結果的に全体でうまくバランスが成り立っているのは流石というべきでしょう。



本編のラストは、やはりアルバム同様にデビューシングルでもある"キラリ☆"。これが改めて言うまでもないのですが本当に歌詞が染みる良曲。普通のアイドルはこういうある種地味なタイプの曲をデビュー曲にしません。きっと周囲のスタッフはこのグループを長期スパンで育てていきたいという希望と、それに耐えうる可能性を女子流のみんなに見い出していたんだろうな。今聴くと余計に泣ける曲です。



アンコールでは最新アルバムから"恋愛エチュード"を披露。あくまでもボーナストラック的な意味で良かったと思います。

という訳で、改めて1st「鼓動の秘密」の名盤っぷりをたっぷりと感じることが出来た最高に充実したライヴでした。夜の部で行われる「HARDBOILED NIGHT 第1夜「The Narrows 天使と罪の街」」に激しく後ろ髪を引かれつつも会場を後に。
(いや、この後に横浜でリリスクのイベントがあったので(^^;;)

上記のMVだけ観ると「ちょっとコドモすぎる…」と感じる人も多いと思いますが、今はみんなすっかり高校生のお姉さんになってますので、昔の自分のように「達者なコドモ、ダメ、ゼッタイ」な人もぜひ1度ライヴを観て欲しいと思います。

2014年7月9日水曜日

BiS解散LIVE「BiSなりの武道館」@横浜アリーナ(2014年7月8日)

BiSというグループについては、下世話な売り方やはちゃめちゃなファンのノリなどから「これは手を出すべきではないな」と偏見込みで判断してずっとスルーしてきた為、やっと魅力に気がついたのがラストシングルの"FINAL DANCE"という絵に描いたような残念新参だったりします。



オリジナルアルバム2枚とベスト盤は買ったものの、他のグループのライヴの予習などもあったりでそれほど聴き込む暇も無く、「ちゃんと聴き込んで、なおかつ好きな曲」がかろうじて両手に余る程度の状態でライヴ当日を迎えました。



こんな状態なのでチケットは高価な席ではなく【貧乏人はアイドルの敵ですし、ちゃんと相手しません チケット】という2000円のものを購入。まあ席の場所が悪いくらいだろうとすっかり油断して入場しようと思ったら、スーツを着た係の人に「あ、こtらのチケットはあっちの黒い入り口なんですよ」と教えられ、向かってみると入り口にはジャージ着てサングラスかけた兄ちゃんのモギリ。更にガッカリ間のある入り口の布をめくると、中にはリーゼントにサングラスの更にガラの悪いチンピラ風兄ちゃんが(笑)。
バッグの中身見せたら無言でアゴで進む方向を指図される。うをー、これか!これが貧乏人に対する仕打ちか!というか、これ普通の席の人よりも入場楽しいんじゃないのか?(笑)。ちなみに後から聞いた話では、1円チケットの入場口にはバナナの皮が撒いてあったとか(笑)。嬉しくなってにやつきながら場内へ。

座席はスタンド西2列50番台。ステージから遠いのは間違いないけど、スクリーン観るにはなんら問題無し。なんか2000円で申し訳ない気持ちに。
スタンドは結構空いてたけど他の席はイイ感じで埋まっていたように感じました。

旧メンバーも交えての"nerve"からライヴが始まり、ひと呼吸置いて現編成に戻っての"FiNAL DANCE"からMC無しでとにかくひたすら曲の連打。とにかく曲がどんどん演奏されていくので新参な自分は数曲おきに「あ、これは知ってる!」、そしてまた耳慣れない曲が続くというなかなかツライ状況(^^;
とはいえお気に入りの曲は全て観れたので有り難かったです。

途中でたった3分の休憩を挟んで、またもやラストまでノーMCでノンストップにマシンガンの如く曲の連打。結果的には48曲(!!!!)もやったそうです。スゲー。ホントにスゲーよ!こんなの観たことないよ!
特に印象的だったのはラス前の"レリビ"でメンバーがアリーナの通路をダッシュし始めたのに続いて沢山のお客が雪崩の如く押し寄せていった瞬間や、アリーナへなだれ込んでの凄まじいサークルモッシュ、ラストの"nerve"での圧倒的大人数のエヴィゾリ。この辺の流れをスタンドから一望できたのがホントに良かったです。何かの記録映像でも観ているかのような、あり得ない風景に感動しました。こればっかりはあの場にいないと絶対に伝わらない。

メンバーがはけて流れてきたエンドロールには不覚にも涙が出ました。自分程度でもあれだったから、思い入れの深い研究員さんは号泣だったんだろうな。脱退したメンバーの名前と写真もちゃんと映し出され、中でもテラシマユフこと寺嶋由芙にはひと際大きな拍手と声援が起こってグッときたなあ。

エンドロール後には各メンバーの今後の発表もあったり、解散翌日に「元BiS」でのワンマンライヴが行われる旨の発表があったり、最後まで楽しませてくれるグループでありました。

自分はこの解散ライヴを切っ掛けとして、BiSのことがどんどん好きになっていくんだと思います。ありがとうBiS。そしてこれから宜しくお願いします。



2014年7月8日火曜日

アイドル横町夏まつり!!〜2014〜@新木場STUDIO COAST(2014年7月6日)

3月に観た「アイドル甲子園FESTIVAL」が凄く楽しかったので、同会場&同系統なイベントということで行って参りました。
梅雨まっただ中ではありますが、こないだの女子流@野音に続いてまたもや快晴。今年はホントにアイドル運に恵まれてます。



チケ番号がBだったので開場時間の11時半をそこそこ過ぎたところで入場。人数が多かった&荷物検査などがあった割にはかなりスムーズだったように思います。

予めタイムテーブル見て作戦を立てていたので早速入り口近くの野外ステージ「横町一番地」へ。端っこの3列目くらいの位置を確保。ステージ上では「グラドル横丁お出迎えトークショー」ということで水着の綺麗なお姉さんがズラリと並んでおります。もうチケ代の元が取れた感(笑)。
幸せになったところでアイドルさんのステージ開始。

1.サッポロSnow♥Loveits
2.CAMOUFLAGE
3.PPP! PiXiON
どのグループも良く出来ていて普通に楽しい。特に印象に残ったのは1人だけギターを弾くメンバー(グラドルさんの模様)がいるCAMOUFLAGE。ちょっとエッジのある音作りで良かったです。

4.KOBerrieS♪
実は最初のお目当てはこのグループ。楽曲の良さには定評があるグループだけあって、ここでちょっと空気が変わりました。これは音源買ってみよう。

5.Cupitron
実はこの次がCupitronとlyrical schoolがバッティングしていて散々悩んだのですが、ここはデビュー2戦目、なおかつ初めてCupitronだけが目当てではないお客さんを相手にするライヴということでCupitronを選択。
たった10分間という持ち時間をきっと恐ろしく濃縮したセットで攻めてくるであろうリリスクにも後ろ髪を引かれる思いで野外テントステージ「横町二番地」へ。
一つ前のグループの途中からテント内に入ってみたものの、暑さとヲタ臭(含む自分?(笑))で早くも心が折れる。位置的には結果的にお披露目ライヴの時とそんなに変わらない位置。前回程は緊張していなかったと思われるCupitron。楽しそうな姿が印象的でした。今回も持ち曲2曲を披露して終了。結構受けていたような気がしました。やっぱり観といて良かった(^^)。

6.LoVendoЯ
外に出て丁度腹が減ったのでサルサドッグを購入。腹の虫押さえ。少々日陰でまったり休憩後、屋内でドリンクを引き換えて再び横町一番地方面へ。遠巻きながらLoVendoЯのライヴを観戦。生・田中れいなを観れて満足。
あと、DD.ディスティネーションで御馴染みのモデル・日笠麗奈さんらのなでKSジャパンの方々を発見。ホントに存在するんだなと意味不明な感動を覚える。



7.GALETTe
屋内のメインステージである「横町三番地」へ移動。丁度GALETTeが始まったところ。アイドル甲子園FESの時は屋外ステージだったのでわからなかったけど、ダイナミックな振り付けのGALETTeは大きなステージにとても良く映えることを発見。
"ダンスフロア☆フィーバー"は特にああいう場では盛り上がっていいね。

8.寺嶋由芙
屋内のDJブースなどがある「VIVIVI番地」へ移動。そこそこな場所をキープしてDJをしばし楽しんだ後に寺嶋由芙登場。こないだのサワソニで観た時と同様にひたすら可愛く、ひたすら気の利いたオタいじりMCが楽しい。

9.つりビット
カワイイパーク以来2度目のライヴ観戦。やっぱり曲が良いよなー。"踊ろよ、フィッシュ"のアレンジがまたイイ。"真夏の天体観測"はアイドル史に残る超絶名曲。

10.コラボ「我が軍コラボ」
屋内メインステージへ移動。ハロプロ繋がりな田中れいな&おかまり/アプガ/吉川友という恐ろしく豪華なコラボによるモー娘。の"SEXY BOY"。色んな意味で半端無かった。

11.寺嶋由芙
寺嶋由芙再び。大きいステージでも盛り上げ方が上手いなあ。

12.吉川友
我が軍コラボの時も思ったけど、やっぱり叩き上げの人は安定感が違うなと。たった2曲なのに文句無しの完璧なステージ。もっと売れろ〜!!!

13.Cupitron
Cupitron再び。上手のスピーカー前あたりをキープ。3度目にしてやっと全身とフォーメーションが観れました(^^;。曲もさることながら振り付けがまたいいんだよね。

この辺で一旦体力の限界がやってきて、メインステージの音を聴きながらフロアでまったり。

14.コラボ「夏まつり!!中2選抜」
"暦の上ではディセンバー"をやられては立ち上がって観ざるを得ないでしょう(笑)。この曲もこんな題材として使われる時代なんですなー。

15.TOKYO TORiTSU これで委員会
キビキビと躍動感のあるパフォーマンスが印象的でした。対バンで観れたらラッキーと思えるグループ。

16.Tokyo Cheer2 Party
"進め!フレッシュマン"は元気でるね。

17.つりビット
本日2回目観戦。大きいステージでも全然イケる。

18.ユフ♬マリ
期間限定ユニットなので観れてラッキー。凄く良いコンビなので期間限定は勿体無いよね。

19.妄想キャリブレーション
何故か観る機会の多い妄想キャリブレーション。それほど好きという訳ではないけど、最前端で観ていて人気が出るのも頷ける楽曲とパフォーマンスであることがわかった気がします。

20.アップアップガールズ(仮)
やはり最前端をキープ。初めてステージ間近でライヴを観ることが出来ました。圧倒的な熱量の高さ、躍動感。脱帽です。森咲樹さんの格好良さよ。

21.Lyrical school
屋外へ移動。昼間のライヴを断腸の思いでスルーしただけに、個人的にこのイベントのラストを飾るこのリリスクのライヴは絶対に見逃せませんでした。
かなり好位置をキープしたところでライヴがスタート。実は流石に1日の疲れが出ていてかなり具合悪かったのですが、リリスクのライヴが笑っちゃうぐらい楽しくてテンションが上がり、すっかり元気になりました(笑)。流石の繋ぎ方で短い時間ながら満足度の高いパフォーマンス。新曲も観れたし最高の一言。元気出したい時はリリスクだな。

という訳でおよそ8時間という長丁場でしたが、最後まで楽しく過ごさせていただきました。ここでやるイベントの良さは、複数ステージ間の移動距離が少なくて済むことと駅から近いこと。こういうのって結構大きい。(TIFとか炎天下の移動だけで死にそうになったりしたし(^^;)
またこんな感じのイベントが開催されたら足を運びたいと思います。