2014年7月9日水曜日

BiS解散LIVE「BiSなりの武道館」@横浜アリーナ(2014年7月8日)

BiSというグループについては、下世話な売り方やはちゃめちゃなファンのノリなどから「これは手を出すべきではないな」と偏見込みで判断してずっとスルーしてきた為、やっと魅力に気がついたのがラストシングルの"FINAL DANCE"という絵に描いたような残念新参だったりします。



オリジナルアルバム2枚とベスト盤は買ったものの、他のグループのライヴの予習などもあったりでそれほど聴き込む暇も無く、「ちゃんと聴き込んで、なおかつ好きな曲」がかろうじて両手に余る程度の状態でライヴ当日を迎えました。



こんな状態なのでチケットは高価な席ではなく【貧乏人はアイドルの敵ですし、ちゃんと相手しません チケット】という2000円のものを購入。まあ席の場所が悪いくらいだろうとすっかり油断して入場しようと思ったら、スーツを着た係の人に「あ、こtらのチケットはあっちの黒い入り口なんですよ」と教えられ、向かってみると入り口にはジャージ着てサングラスかけた兄ちゃんのモギリ。更にガッカリ間のある入り口の布をめくると、中にはリーゼントにサングラスの更にガラの悪いチンピラ風兄ちゃんが(笑)。
バッグの中身見せたら無言でアゴで進む方向を指図される。うをー、これか!これが貧乏人に対する仕打ちか!というか、これ普通の席の人よりも入場楽しいんじゃないのか?(笑)。ちなみに後から聞いた話では、1円チケットの入場口にはバナナの皮が撒いてあったとか(笑)。嬉しくなってにやつきながら場内へ。

座席はスタンド西2列50番台。ステージから遠いのは間違いないけど、スクリーン観るにはなんら問題無し。なんか2000円で申し訳ない気持ちに。
スタンドは結構空いてたけど他の席はイイ感じで埋まっていたように感じました。

旧メンバーも交えての"nerve"からライヴが始まり、ひと呼吸置いて現編成に戻っての"FiNAL DANCE"からMC無しでとにかくひたすら曲の連打。とにかく曲がどんどん演奏されていくので新参な自分は数曲おきに「あ、これは知ってる!」、そしてまた耳慣れない曲が続くというなかなかツライ状況(^^;
とはいえお気に入りの曲は全て観れたので有り難かったです。

途中でたった3分の休憩を挟んで、またもやラストまでノーMCでノンストップにマシンガンの如く曲の連打。結果的には48曲(!!!!)もやったそうです。スゲー。ホントにスゲーよ!こんなの観たことないよ!
特に印象的だったのはラス前の"レリビ"でメンバーがアリーナの通路をダッシュし始めたのに続いて沢山のお客が雪崩の如く押し寄せていった瞬間や、アリーナへなだれ込んでの凄まじいサークルモッシュ、ラストの"nerve"での圧倒的大人数のエヴィゾリ。この辺の流れをスタンドから一望できたのがホントに良かったです。何かの記録映像でも観ているかのような、あり得ない風景に感動しました。こればっかりはあの場にいないと絶対に伝わらない。

メンバーがはけて流れてきたエンドロールには不覚にも涙が出ました。自分程度でもあれだったから、思い入れの深い研究員さんは号泣だったんだろうな。脱退したメンバーの名前と写真もちゃんと映し出され、中でもテラシマユフこと寺嶋由芙にはひと際大きな拍手と声援が起こってグッときたなあ。

エンドロール後には各メンバーの今後の発表もあったり、解散翌日に「元BiS」でのワンマンライヴが行われる旨の発表があったり、最後まで楽しませてくれるグループでありました。

自分はこの解散ライヴを切っ掛けとして、BiSのことがどんどん好きになっていくんだと思います。ありがとうBiS。そしてこれから宜しくお願いします。



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