2014年6月22日日曜日

「YATSUI FESTIVAL! 2014」@渋谷(2014年6月21日)


渋谷のライブハウス10カ所にて同時開催される、出演バンド/アーティスト総勢172組出演の大規模都市型フェス、やついフェスこと「YATSUI FESTIVAL! 2014」に行ってきました。
昨年はのんびり構えていたらいつの間にかチケットが売り切れていたので、今年は抜かり無く早々に購入しました。
タイムテーブルを眺めながら一応予定を立ててみたのが「大槻ケンヂ→かせき→人間椅子→GUEEN→バニビ→きっか→リリスク→RAM RIDER→篠原ともえ→アプガ→女子流」という流れ。
とはいえ時間が押したり入場規制がかかったりということもあるような話を聞いていたので、あくまでもこれは全てが自分の思惑通りにいったらということで。

今回は随分長いことご無沙汰してしまっている「人間椅子」と「GUEEN」はどうしても観たかったので、アイドルファン的には「さくら学院クッキング部ミニパティ」と「Negicco」をスルーせざるを得なかったことが苦渋の選択でした(^^;


さて、当日は11時からチケットをリストバンドに交換することが出来るということで、11時半すぎくらいにのんびり会場前(duo MUSIC EXCHANGE)に到着。想像したほど恐ろしい長さの列ではなく、2〜30分程度でリストバンド交換完了。最初はO-EASTへ行く予定でしたが既にかなりの列が出来ていたので即断念(笑)。確実に観たい「人間椅子〜GUEEN」の為にO-EASTを選択。まだ列が10人もいなかったのでラッキーでした。
最近腰の状態がイマイチなのと、長丁場のイベントであること、そして1度も入ったことが無かったので今回は2階席をチョイス。熱心な方々が1階ステージ前に向かう中、自分は2階席1番乗りでど真ん中最前の位置をGET。ここ、超絶に観やすいです。


1.ニューロティカ
名前は随分前から知っていたもののなかなか観る機会は無かったので丁度良かったです。ベテランらしい親しみやすいながらも鉄壁のステージ運びで自分のような一見さんをも置いてきぼりにしない楽しさノリの良さ。こういうバンドって1度好きになったらいつまでも好きでいられるんだろうな〜。

2.かせきさいだぁ&ハグトーンズwithいとうせいこう
かせきさんのことはでんぱ組.inc絡みでちょっと知ってる程度。リハの段階でハグトーンズがとんでもなくグルーヴィーでかっこいい音を出してたので期待が高まる。期待通りむちゃくちゃセンス良いフレーズ連発のかっこいい演奏に
終止ニヤニヤしつつ体が揺れます(笑)。1曲目がでんぱ組.incに提供した"くちづけキボンヌ"だったのも嬉しかったなあ。かせきさんは流石の存在感。盛り上げ方も上手い。今度CD買ってみようと思いました。しかしいとうせいこう氏を生で観る日が来るとは思っていなかったなあ。極めてナイスなゲストチョイス。

3.人間椅子
確か前回観たのは「踊る一寸法師」の頃。こちらも音出しの段階でグッとくる音色でサバスとかのフレーズやら淫獣やら林檎やらetc。セットは知らない曲ばかりでしたが全くの無問題。腹をえぐるような腰の入った演奏に終止興奮。
ラストは御馴染み針の山で盛り上がりきって終了。こちらも遅ればせながら旧譜と新譜揃えていかねばなと(^^;

4.GUEEN
本家QUEENもやらなかった(出来なかった?)アルバムの音作りをそっくりライヴで再現するという難易度の高いコンセプトをキッチリこなす驚きのコピバンであるGUEEN。こちらもここ数年なかなか都合かつかなくて久しぶりに拝見。

いつ観ても最高に楽しいのは保証されてるバンドなのですが、今回は短い持ち時間ということでどうなるか注目していましたが、本家QUEENがLIVE AIDで短時間全世界の人の心を掴んだ時のような(やや大袈裟)、短時間だろうがAWAYだろうが全く関係無しのGUEENっぷりを炸裂させ、見事にお客さんの心を掴んだのは流石としか言いようがありません。

コピバンって色々存在しますが、たいして似てないのに本人になりきって自信満々にシリアスにやられるのが個人的に大の苦手で、そういうのを見ると逆に腹が立ってしまいます。つめが甘いくせになにエラソーにやってんの?と(^^;
その点GUEENは、それなりにQUEENファン歴の長い自分からしても演奏の再現度は文句無し。そのうえで、とんでもなくそっくり…とは言い難い(笑)ボーカルのフレディ波多江さんの、あくまでも笑いのエッセンスを忘れない姿勢が絶妙のマッチングを見せているのが素晴らしいと感じます。

あまりQUEENを知らない人には気が付きにくいかもしれないけど、ステージアクションや歌い回しのクセやお客さんへのあおり方や出っ歯や胸毛(笑)など、細かい部分でフレディっぽさの導入が本当に上手いんです。しかもそれでしっかり笑いを取れてるし。
QUEENの曲は数曲しか知らないという人からダイハードなマニアまで、それぞれの楽しみ方が出来る最高のコピバンであるGUEEN。これからも末永く活動お願いします(^^)。

5.バニラビーンズ
GUEEN終わってduoへ移動。タイムテーブル的にはバニビの頭1〜2曲観れないぐらいか。入場したら場内超満員!バニビ大人気だ!(^^)。ちょうど大好きな"チョコミントフレーバータイム"が始まったところ。人が多い上に柱が邪魔なのでとりあえず一番置くまで進んでみたものの、やっぱりリサさんしか見えない位置。
まあしゃあないかと思ってたらなんと次が最後の曲。てっきり2曲目ぐらいかと(涙)。ラストの"東京は夜の七時"であっという間に終わってしまったバニビのライヴ。でもきっと今日でバニビのファンになった人が多かったに違いない。それだけでも良かったな。

6.吉川友
どうもこれはどこの会場もぎりぎりの時間だと入れなくなりそうな予感がして、早めに次の会場(VISION)へ向かう。お目当ては初めて観れる吉川友と、御馴染みlylical school。道玄坂を下っていく途中で向こうからどこか見覚えのある美人さんが。「あれ?吉川友??」と思わず2度見。ご本人でした(^^;やービックリした。

早めに会場に着いたので下手カウンター前の良い位置をキープ。終止楽しげなムードの並木橋Hi-Schoolの後に吉川友が登場。先日MVを観て気に入っていた新曲"いいじゃん"から始まっていきなりテンション上がる。
歌も振り付けもMVなどで何度も観たまんまのクオリティの高さ。美人でわがままボディ(笑)なのに気さくすぎるきっかの魅力全開。時が時なら余裕でベスト10とかに入って歌番組の常連になれる実力と魅力があると思うので、何か大きな切っ掛けさえあれば…といつも思ってます。

ともあれ、"ダーリンとマドンナ"が大好きなわりには機会の無かったライヴが観れて本当に良かったです。あ、"こんな私でよかったら"の名曲っぷりも再認識。

7.lylical school
更にお客さんも増え、期待感が熱気に変わってきたようなところでリリスク登場。もう最初からお客さん含めて飛ばしてます(笑)。「リリスクのライヴは楽しい」、「リリスクのライヴは絶対盛り上がる」というのが多くの層に
認知されてきた結果だと思いますが、とにかくワンマンでもないのにお客さん(一見さんとヘッズの皆さん)のレスポンスの良さが異常(笑)。リリスクがステージから放つパワーをさらに増幅して打ち返してる感じとでもいいましょうか。
新曲だろうが古い曲だろうが同じレベルで盛り上がるのも凄い。自分は毎回ライブが始まってから「ああ、もっとちゃんと予習してくれば反応できたのになあ」と後悔するのですが、今回も例によって同じ反省(^^;。
ともあれ、こないだの企画イベントに行けなかったので観れて良かったです(^^)。いつなんどきどこで観ようと楽しさが保証されてる今のリリスク、最高です。



ここで流石にお腹が減ったので、渋谷といえばココな喜楽で定番のもやし麺。ウマー。


再びduoへ移動。さっきと同じく場内満員ながらとりあえず入ってみる。やっていたのはLinQ。実は1度もちゃんと観たり聴いたりしたことがない為、チラ見な感じ。近いうちに1度ちゃんと観てみようと思いました。
続けてホフディランWITHサンコンJr。有名なのに曲さえも知りませんでした(^^;。でも耳馴染みの良いメロディばかりで楽しませていただきました。

8.アップアップガールズ(仮)
前回初めて見た時に衝撃を受けたにも関わらずなんとなく機会が無かったので随分久しぶり。攻め攻めなセットリストとノンストップなパフォーマンスも効果的で、あっという間にアプガの世界に引きずり込まれた感。
あの嫌みの無い力技なステージングの説得力は流石。叩き上げという言葉がこれほど似合う人たちもいないよなあ。熱くなりました(^^)。

9.東京女子流
ちょっと反則級の衣装に目眩がしたところでスタート。頭の2曲ぐらいは曲と歌がほんのキモチずれていて違和感があったこと、マイクの調子が悪かったこと、小西さんの歌のピッチが若干高かったこと等が気になりましたが、とにかく可愛すぎるのと(笑)曲が進むにつれ調子が良くなっていったこと、"PAINT IT BLACK"、"Count Three"、"Partition Love(Royal Mirrorball Mix)"といった、こないだの日比谷野音でやらなかった曲が聴けたりしたので大満足。野音と違ってメンバーの表情がわかる近さで観れたしね。

そんな感じで女子流を最後に今年のやついフェスは終了。トリが爽やかで後味良い女子流で終わったのが個人的に凄く良かったと思います。雨も降らなかったので移動も問題無かったし、自分がチョイスしたものに関しては入場規制も無かったし(多分)、最初から最後まで本当に楽しめるフェスでした。来年も行けたらいいな〜。



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