2014年8月20日水曜日

SUMMER SONIC 2014 (サマソニ)@幕張(2014年8月17日(日))

サマソニ(東京2日目)の簡易レポです。

人混み苦手な自分はこの手の所謂ROCKフェスには一生行くことが無いだろうと思ってましたが、今回はなにしろQUEEN(+ADAM LAMBERT)がやってくる。メンバーの年齢を考えるとこれを逃すともうQUEENを観る機会は無いだろうという判断により、思い切って参戦を決意しました。

さて、知り合いも何気に結構参戦していたようですが、その殆どが初日。メタル色濃いし、初日の方が全体の面子はオイシイ。でもQUEENが出ないので却下(笑)。タイムテーブル発表前はKraftwerkも観れるとワクワクしてましたが、QUEENと被ってしまい敢えなく断念。


一応事前に出演者の映像とかチェックしたのですが、これといってなんとしても観たい!と思うものは少なかったので、当日は開演時間過ぎてからのゆとり入場。メッセ内でステージの位置関係などを把握してからまずは飯。牛串食べたかったけど思ってた以上に高かったのでコストパフォーマンス重視で豚丼とバドワイザー。メッセ内で飲み食いしてたら、まだ1つもライヴ観てないのになんだかもうフェス中〜後半くらいな心持ちに(笑)。その場にいるだけでもなんだか楽しくなっちゃうのがこういうフェスの良いところ。


最初のお目当ては大好きなアイドルRAPグループのlyrical school(通称リリスク)。が、まだ1時間半くらい余裕があったので、スタジアム方面の偵察方々、ビーチステージで売ってるマンゴーのかき氷を買いに行くことに。メッセ前からシャトルバスが出ていたものの20分待ちくらいだったので、とりあえず歩いてみる。距離的にはそんな大変でもなかったけど、とにかく暑くて激しく消耗。帰りはバスにしようと心に誓う。ビーチステージは「これぞ夏フェス」って感じで凄く雰囲気が良い…のだけれど、とんでもない暑さ。なんとか目的のかき氷を買えて一息。汗は引いたけどバス乗り場に行くだけでまた大汗。そんなに待たずにバスに乗れて、メッセへ戻る。いやーメッセ内涼しいわ。もう外に出たくない(笑)。


程よい時間になったのでSIDE SHOWのステージへ。ここはフードコーナーに隣接してるので一見さんにもアピール出来て、ショーケース的な意味では非常に効果的。

お笑いの方々のパートが終了すると、ステージ前にはヘッズ(リリスクのファン)の方々が集結。自分もそれなりに前方の良い位置をキープ。この日のリリスクは鉄板とも言えそうな絶対盛り上がる系の楽曲をショートバージョン含め5曲ノンストップな15分。1曲目であがったテンションが下がる暇も無いままラストまで上がり続けるという感じの、リリスクのライヴの楽しさをギュッと凝縮したような内容でした。いやー凄いテンションだった。これ、来年のサマソニに繋がってもおかしくないライヴだったのでは?(^^)。

続いてひめキュンフルーツ缶。何故か今まで観たり聴いたりする機会が無かったこのグループ。ロック色が強いと聞いてましたが、音のデカさも含めて圧倒的にストロングなライブ。とにかく押しが強く引き込まれます。アプガあたりとはまた違ったアグレッシヴ感。フルセットのライブとかとてつもなく熱いんだろうな〜(^^)。

3番目は御馴染みのつりビット。前2グループが熱さの際立つライブだったのに比べ、元気でキラキラしたアイドル感満点なパフォーマンスを披露。きっと何年か後にサマソニに出たことがいかに凄いことなのか気がつくんだと思う。このままスクスク伸びていって欲しいグループです。

この後は一休みしてから森高千里を観るつもりだったんだけど、QUEENが出るMARINE STAGEで入場規制がかかる可能性がありそうな気がしてきて心配になり、万全を期して早めにMARINE STAGEへ行くことにする。またシャトルバスが混んでたので大汗かきながら徒歩。


会場前で屋台を物色し、当たり障りの無いケバブを購入。デカくて食べ応えがあって良かった。ビール(またバド)にも合うしね。MARINE STAGEからはリッチー・サンボラらしき音が聴こえてくる。水を購入してスタジアム内へ。アリーナ入っても前の方には行けないだろうし、翌日から仕事があるので体力も温存しとかなきゃならんしな〜と思い、一塁側スタンドの観易い席を確保。ステージもスクリーンもバッチリです。


しばらくしてAVRIL LAVIGNEのステージ開始。実はこれまで特に興味を惹かれずスルー状態だったのですが、人気の高さに正比例した素晴らしいライヴでした。長いこと人気が高いのにも納得です。スクリーンに映し出された映像を観た限りでは、女性ファンが多かったのと涙ぐみながら観てる方が結構いたのが印象的でした。


日も落ちてきて暑さも一段落、浜風がイイ感じで吹いてきて涼しげな陽気になってきた頃、いよいよメインのQUEEN+ADAM LAMBERTがスタート。オープニングSEが"Procession"というだけで感極まる。1曲目が"NOW I'M HERE"、続いて"STONE COLD CRAZY"ってなんじゃそりゃ〜!!!そんなのありか〜!!!と一人で大興奮。セトリに関しては前知識一切無しで観に行ったので、この後も曲が始まる度に「うわマジか〜!!」「うおおおおおおー!!」とか言ってました(笑)。ADAM LAMBERTはとにかく上手い。フレディの模倣では無いのに何の違和感も感じさせないのが凄い。QUEENへの敬意と愛情が歌とパフォーマンスを通して伝わってきました。ホント素晴らしいヤツです。


この日のセトリは単なるグレイテストヒッツではなく、日本のファンへの愛情、フレディへの愛情やリスペクトを込めたものだったと思います。フレディの映像も絶妙なタイミングで映し出され、涙した方も多かっただろうと思います。その辺の演出も過剰にならず程よいものだったのがまた良かったです。映像でJOHN DEACONが映し出された時の歓声もまた良かった。

個人的にはフレディ在籍時にライヴ活動を終了した後に発表された楽曲をライヴで観ることが出来たのが嬉しくも不思議な感じでした。"I WANT IT ALL"や"I WAS BORN TO LOVE YOU"など。また、特にQUEENファンにとっては思い入れも深い"THESE ARE THE DAYS OF OUR LIVES"をロジャーのボーカルでやってくれるとは思っていませんでした。元々この曲のギターソロはコンパクトかつ印象深い名ソロなんですが、この日の入魂のプレイには本当に泣けました。あ、あとまさか生で観る機会は無いと思っていた大好きな"IN THE LAP OF THE GODS"をやってくれたのも最高に嬉しかったな〜(^^)。

この日のライヴを観て認識を新たにしました。「もう来日する機会も無いだろうな」とか舐めたこと思っててゴメンなさい。とんでもなく現役バリバリでした。早期の単独公演を熱望したいです。
多分、自分がポール・ロジャースの時にスルーしたように、「フレディじゃなきゃ意味ないし」と思って今回スルーした方も結構いたのではないかと思いますが、今後機会があったら「QUEEN+ADAM LAMBERT」はぜひとも観て欲しいと思います。

そんな感じで5組しか観ないうちにサマソニが終わりました(^^;。フェスの雰囲気の楽しさ、サマソニという特別な舞台に出演したアイドル達の気迫漲るステージ、そして何もかもが完璧だったQUEEN+ADAM LAMBERT。チケット代金はむしろ安かったと思ってます。思い切って行って良かったです。アイドルフェスじゃないのにやっぱりボッチ参戦だったけど(笑)。

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